『このミステリーがすごい!』大賞

『このミステリーがすごい!』大賞」は、2002年に宝島社、NEC、メモリーテックの3社が創設した文学賞。略称は「このミス」。

『このミステリーがすごい!』大賞が創設された背景には新しい才能と次世代の作家を発掘したいという目的があります。
自分のミステリー作品、エンターテインメント作品の分野に関して、プロの編集者や書評家の意見を聞きたいと考える人や、作品についてアドバイスを聞きたいという作家を読者や編集者、書評と結びつけるのが「このミス」の目的でもあります。

対象はミステリー小説作品ですが、エンターテインメントという大きな意味を包含している。
1次選考を通過した作品に対しては、インターネット上に冒頭部分が書評家の推薦コメントとともにアップされ、プロの意見を問うことができます。

また、「このミス」大賞受賞作品以外にも、宝島社の編集社がぜひ作品にしたいという原稿がある場合には『隠し玉』と呼ばれる宝島社編集部の賞が贈られることがあります。

『このミス』大賞受賞作品には賞金1200万円、優秀賞には200万円が贈呈され、宝島社から作品が出版されます。
大賞作品は翌年の1月、優秀賞は翌年の2月〜5月ごろに出版されます。

【過去の受賞作品】

  • 第1回『四日間の奇蹟』浅倉卓弥
  • 第2回『パーフェクト・プラン』柳原慧
  • 第3回『果てしなき渇き』深町秋生、『サウスポー・キラー』水原秀策
  • 第4回『チーム・バチスタの栄光』海堂尊
  • 第5回『ブレイクスルー・トライアル』伊園旬
  • 第6回『禁断のパンダ』拓未司
  • 第7回『臨床真理』柚月裕子、『屋上ミサイル』山下貴光
  • 第8回『トギオ』太朗想史郎、『さよならドビュッシー』中山七里
  • 第9回『完全なる首長竜の日』乾緑郎
  • 第10回『弁護士探偵物語 天使の分け前』法坂一広
  • 第11回『生存者ゼロ』安生正

大賞受賞作のうち、『四日間の奇蹟』(浅倉卓弥)と『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊)はいずれもミリオンセラーとなり映画化されています。

公式サイト:『このミステリーがすごい!』大賞