菊池寛

菊池寛(きくちかん)」とは、小説家、ジャーナリスト。1888年〜1948年(満59歳没)。
香川県高松市出身。本名は菊池寛(きくちひろし)。明治大学に入学したのち、徴兵を逃れることを目的して早稲田大学政治経済学部に籍のみを置いた。
1910年に早稲田大学を中退し、第一高等学校第一部乙類入学。その後、京都帝国大学文学部英文科に入学した。
1916年に大学を卒業後、時事新報社を経て、小説家となる。そして、1923年に私財を投じて文藝春秋社を設立した。
芥川賞直木賞を設立した人物としても有名である。
また、菊池寛は初代大映社長や報知新聞客員を歴任し、こうして得た資産などを使って、小林秀雄川端康成などに金銭的な援助を行った人物としても知られている。
自身の提唱によって菊池寛賞という文学賞が制定された。1938年に創設され、6回で中止となった。菊池寛の没後、1952年に復活。
文芸や映画などの多くの分野において功績を挙げた個人や団体に賞が送られる。正賞として時計、副賞として100万円が贈呈される。

【代表作】
・『父帰る』(1917年、戯曲)
・『忠直卿行状記』(1918年)
・『恩讐の彼方に』(1919年)
・『真珠夫人』(1920年)