【2014年上半期】「最も読まれている作家ランキング」が発表されました

いわゆる本の売れ筋ランキングは本屋やネットでも見ることができます。
今週売れた本は本選びの参考になりますよね。

一方で作品のランキングではなく、作家別のランキングというのはあまり見かけることがありません。
でも、そういう括りがあったら面白い!

ということで、「文化通信」にこんな面白い特集が組まれていたので紹介します。
それはズバリ「2014年上半期に最も読まれている作家」についての特集記事です。




紀伊國屋パブラインで見る文庫の著者別ランキング300

紀伊國屋書店は出版社や書店向けに売り上げデータを公開しています。その名も「Publine(パブライン)」。

このパブラインのデータから、文庫の著者別で最も読まれている作家ランキング300が公開されていたので紹介してみたいと思います。

最も読まれている作家はコイツらだ!

さて、早速ランキングに入りましょう。
なお記述は【順位、作家名、作家別合計冊数、最も売れた作品、冊数】の順番になっております。

  • 第1位 池井戸潤[89,965冊]『下町ロケット』22,441冊
  • 第2位 百田尚樹[87,315冊]『永遠の0』32,036冊
  • 第3位 東野圭吾[54,498冊]『パラドックス13』8,832冊
  • 第4位 佐伯泰英[43,941冊]『空蝉ノ念』9,783冊
  • 第5位 湊かなえ[39,316冊]『白ゆき姫殺人事件』33,854冊
  • 第6位 司馬遼太郎[28,783冊]『播磨灘物語1』2,930冊
  • 第7位 有川浩[25,576冊]『三匹のおっさん』2,883冊
  • 第8位 海堂尊[25,248冊]『ケルベロスの肖像』8,812冊
  • 第9位 三上延[24,888冊]『ビブリア古書堂の事件手帖5』20,369冊
  • 第10位 高田郁[24,482冊]『美雪晴れ』11,118冊
  • 第11位 高野和明[22,341冊]『ジェノサイド 上』11,423冊
  • 第12位 逢坂剛[20,461冊]『百舌の叫ぶ夜』8,606冊
  • 第13位 川原礫[19,034冊]『ソードアート・オンライン14』5,432冊
  • 第14位 三浦しをん[18,742冊]『神去なあなあ日常』6,963冊
  • 第15位 今野敏[17,849冊]『転迷』4,499冊
  • 第16位 宮部みゆき[16,243冊]『小暮写眞館 上』2,415冊
  • 第17位 上田秀人[16,026冊]『血の扇』1,998冊
  • 第18位 じん(自然の敵P)[15,747冊]『カゲロウデイズ5』6,463冊
  • 第19位 伊坂幸太郎[15,082冊]『オー!ファーザー』3,361冊
  • 第20位 松岡圭祐[14,876冊]『特等添乗員αの難事件5』2,166冊
  • (データはすべて「文化通信BB 2014年7月2日増刊号より転載)

栄えある第1位に輝いたのは池井戸潤さんでした。
何と言っても半沢直樹の大ヒット!前年の74位から大躍進でした。

その他で気になるのが第4位にランクインしている佐伯泰英さん。
トップ3の池井戸潤、百田尚樹、東野圭吾に比べると一般的な知名度は高くない作家かもしれません。

佐伯さんは主に時代小説を書いていて、この作品群が年配の人に非常に人気でよく買われています。
シリーズも相当な数になるので、一度ハマったらもう抜けだせません。

そして第6位の司馬遼太郎も気になるところ。最も売れた作品は『播磨灘物語』。
冊数は2,930冊と少ないにも関わらずここまで上位にくるあたりに、司馬遼太郎の根強い人気が垣間見れます。

こうして数字で見てみると、人気のある作家がいかにスゴイ勢いで売れているかを感じ取ることができます。
2014年下半期、そして年間ベストセラー作家は誰なのか。早くも注目が集まります。

追記:2014年12月2日
※2014年年間ベストセラーについては「2014年の年間ベストセラーランキングが発表されました!栄えある第1位は…?」をごらんください。

昔のベストセラーを振り返ってみたい方は「10年前のベストセラーを覚えてますか?過去に売れた本を比較して時代を感じてみる」をごらんください。