ついに日本にも?Amazonがリアル書店を出店する可能性と書店の危機

※この記事は2016年5月20日に公開されたものです。

日本の本屋をことごとく潰してきたと言われるAmazon。
書店員のなかには、Amazonが憎くて仕方がないという人が多いのも事実です。

そんなAmazonが2015年11月に「Amazon BOOKS」というリアル店舗をシアトルにオープンさせたことは、過去の記事でもふれたとおり。

以前までは、Amazonはリアル書店への本格進出に否定的でした。
それがここに来て大きな転換点を迎えようとしています。それは、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏の発言によるものです。

先日シアトルで開催されたAmazonの株主総会の場で、CEOのジェフ・ベソス氏が会社の将来についての質問に回答。Geekwireによれば、彼は「今後は確実に、より多くの実店舗型の本屋を開店していく予定だ」と答えたそうです。店舗の数や場所については明言されなかったようですが(livedoor news

ただでさえ本屋に脅威を与えてきたAmazonが、リアル店舗を出すということは今後さらに脅威を受ける本屋が増えるということでもあります。

これはあくまでもアメリカ国内の話です。しかし、今後日本国内にも同じような動きが起こることも十分に考えられるでしょう。




Amazonとリアル書店の使い分けが起こる?

もし仮に、日本にAmazonのリアル書店が出店するようになったらどうなるでしょうか?

まずAmazonが持つ本のデータベースがかなり有効に活かされるので、ビッグデータに基づいた販売が行われるでしょう。
今までは考えられなかった「リアル店舗で個々人の要望にフィットする売り方」が起こり得ます。

日本国内にも多くの優れた本屋がありますが、Amazonのようなインターネットを融合させたリアル書店の新しさは打ち出せないでしょう。

ただし、Amazonのリアル書店にはまだまだノウハウが足りない部分もあります。
実際のところ、シアトルにオープンした店舗でも実力のある書店員を他から引き抜いた経緯があるからです。

日本国内にAmazonがリアル店舗が出店する情報は未だに不明ですが、可能性は否定できません。