本屋の立ち読み客に物申す!読破しないで買ってくれ!

本屋に行くと、じつに多くの人が立ち読みをしています。

書店員にとって、立ち読み客はけっこう迷惑なのですが、仕方ありません。
立ち読みをして中身を確認して買うのは、ごく自然なことだからです。

でも、立ち読みのなかでも許せない立ち読みがあります。
それは、立ち読みで読破する客です。




立ち読みで読破できるメンタルに拍手!

立ち読みだけで読破できるメンタルは、賞賛するしかありません。

書店員が棚の補充・整理を行おうと微動だにしない姿勢。
ほかの客があなたの目の前の本を取ろうとしても、絶対に動こうとしない意志力。

強い意思力と、1つのことを成し遂げる実行力。
もしかしたら、あなたは一国のリーダーになる資質すら持ち合わせているのかもしれません。

絶滅の危機を迎える我利我利の立ち読み客

日本人は協調することを良しとします。
まわりと手を取り合って、譲り合うことで平穏を保っています。

そんな文化・風土のせいもあって、自分の利益やメリットだけを押し通そうとする「我利我利の亡者=立ち読み読破者」は姿を消し始めているのです。

協調する良さ、まわりを見ることの大切さ、そういったところに良さを感じるためには「我利我利の亡者」は欠かせません。

わかりやすくいうと、全員が美人ではいけないのです。
誰もが美人では、美人の良さはわからなくなります。

全員が強調する人ではなく、立ち読みをして私欲をむさぼる人がいるからこそ日本人の良さは強調されます。

読書スピードに脱帽!速読能力者にオドロキ!

これはケース・バイ・ケースですが、本屋で立ち読みをして読破できる人は、字を読むスピードが早い可能性が高いです。

立ち読みでの読破にはいろいろな種類がありますが、小説を読破する客の読書スピードはおそらく平均以上です。
雑誌の立ち読みは簡単でしょうが、小説ともなると文字数が膨大です。

また、小説の場合にはその世界観に入り込まないといけません。

まわりに客がいる、書店員の目線がある、足腰が疲れる、腕が疲れる。
これだけの悪い環境下でも読破できるわけですから、立ち読み読破者の集中力と読解力は凄まじいと言わざるを得ません。

1週間かけて読破する計画的犯行者もいる

立ち読みで読破する人は、基本的にその場で任務を遂行します。

しかし、なかには特定の作品に目星を付けて計画的に読破する客がいます。

計画的な立ち読みをする場合には、読んでいるページに持参したしおりや、何らかのレシートを挟んでおき、目印をつけておくのです。

そして、頃合いを見計らって本屋に行き、続きを貪り読みます。

はっきり言って、ここまでやると法に触れるのではないかと思われるレベルです。
お金を払わないで、ここまで商品を楽しめる小売業はほかにありません。

短時間の立ち読みは止むを得ませんが、長時間あるいは長期間の立ち読みは本屋を滅ぼす可能性もあります。

立ち読み客を賞賛するかのような文章が最初のほうで続きましたが、もちろんイヤミです。

立ち読み読破が続くと、本屋は存続の危機に喘ぎ続けることになるでしょう。

もうこれ以上、本屋を潰したくありません。立ち読みはほどほどに。