プレゼントにぴったり!大人にこそ読んで欲しいオススメの絵本4選

みなさんには思い出の絵本はありますか。

両親がたくさん読んでくれた絵本。

可愛らしい世界観に憧れを抱いた絵本。

怖くて泣き出した絵本。

その思い出はさまざまかと思いますが、幼少期に読んだ絵本の記憶は忘れらない人も多いのではないでしょうか。

残念ながら、大人になるにつれて絵本に触れる機会は減ってしまうものです。

しかし大人になったからこそ、考えられる事や感じ取れるものがあります。

自分が読んでみて「いいな」と思った絵本を子供や親しい誰かと一緒に読んでみる、そうする事でまた別の視点が得られるかもしれません。

今回は大人にこそ読んで欲しい、そしてぜひプレゼントにして欲しい絵本をご紹介します。




今がもっと楽しくなる!重いテーマを軽やかに描いた絵本

まずご紹介するのは、ヨシタケシンスケさんの『このあとどうしちゃおう』です。

ヨシタケシンスケさんと言えば、絵本デビュー作の『りんごかもしれない』で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞した大人気の絵本作家です。

本書はそんなヨシタケさんが描く死にまるわるお話です。

内容は祖父を亡くした孫が「このあとどうしちゃおう」と書かれたノートを見つける所から始まります。

ノートには祖父が死んだ後どうなりたいのか、どうして欲しいのかなどが書かれています。

ノートに沿って祖父の考えが、そして孫の感想を通して祖父がノートを書いた時の気持ちが、ヨシタケさん節で描かれています。

死というテーマをこんなにも明るく描くことが出来るんだな、と驚かされます。

「なんだかおじいちゃん、たのしそう。でも、もしかしたらぎゃくだったのかもしれない」という孫の感想には、思わず考えさせられます。

わたしもそうですが、嫌なことがあるとつい気持ちが暗くなり何もする気がなくなってしまうことがあります。

しかし、そんな時にこの絵本を読めば、生きていることの素晴らしさを感じることができるでしょう。

そして、また何かにチャレンジしてみようという気持ちがよみがえってくるはずです。

最近元気がないあの人へのプレゼントとしてこの絵本は贈ってみてはいかがでしょうか。

このあと どうしちゃおう

犬派も泣ける「ペットから見ても人間は家族」な絵本

次は、上野そらさんの『わたしのげぼく』です。

”下僕”という単語は、ひらがなで印象は緩和されていますが、なかなかパンチのあるタイトルです。

このタイトルだと、小さな子どもが読んでも下僕の意味がわからず、両親が困るといった状況も想像できるため、まずは大人の方に読んでほしいと思います。

内容は、主人公である猫の目線から見た、飼い主との想い出になっており、猫が飼い主のことをどう思っているのかがよく伝わってきます。

昨今の猫ブームにより、この絵本に共感し涙する方もきっと多いはずです。

猫のツンデレ感も上手く描写されていますので、猫好きの方は特にご覧いただきたい作品です。

しかし、ペットの気持ちがわかるという視点で読めば犬派のかたも涙なしには読めない絵本だと思います。

あえて犬派のお友達にこの絵本を贈ってみるもの面白いかもしれません。

わたしのげぼく

あの絵本は実在する!小説から飛び出した絵本

三冊目は、小説『サラバ』で直木賞を受賞した作家・西加奈子さんの”絵本作家”としての魅力を存分に味わえる『きいろいゾウ』です。

サラバの表紙も西さんご自身が描かれていますが、この絵本も西さんの色彩が惜しげも無く使われている、目で楽しめる絵本です。

この絵本の帯には、西さんのこんなコメントが書かれています。

「小説『きいろいゾウ』から産まれた絵本なのですが、描いていくうち、私はいつしか、この物語から小説は産まれたのだと、思うようになりました」

絵本を読んだら小説も読みたくなる、そんな一冊です。

絵本自体は小さな子どもでも楽しめますが、小説の内容は小さな子どもには少し早いかなと思います。

だからこそ、すぐに小説と絵本の世界を両方味わえる大人に読んで欲しい一冊です。

絵本と小説をセットでプレゼントすると喜ばれるかもしれません。

絵本 きいろいゾウ

”人は目からの情報が8割”を実感する絵本

最後に紹介するのは、福音館書店の幼児絵本シリーズにある、食べもの絵本です。

このシリーズには『やさい』『くだもの』『サンドイッチ』などがあり、とにかく美味しそうな絵で溢れています。気づいたらお腹が空いていることもしばしば。

幼児絵本ということで、もちろん小さな子供が読んでも楽しめる、文章の少ない絵本です。

そして、実際にその食べ物を食べたことのある大人だからこそ楽しめる絵本でもあります。

ただし、読み終えると料理が食べたくなりますので、寝る前は控えた方がいいかもしれませんが・・・。

絵本を渡して一緒に料理を作る、その時間までセットでプレゼントしてみるのもいいですね。

やさい (幼児絵本シリーズ)

くだもの (幼児絵本シリーズ)

サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)