自分だけ?本が好きな人に共通する5つの特徴とは

みなさんには「これ、自分だけかな?」と思うような瞬間がありますか?

好きな人にしかわからない、独自の世界。
常人にとっては理解しがたいけど、本が好きな人にとっては譲れない価値観や考え方。

今回は「本が好きな人にありがちな5つ特徴」について紹介したいと思います。




本を見るときに奥付をチェックしがち

本屋で何気なく本を探しているとき。気になる本を発見してパラパラ…。
ここまではいたって普通ですが、本が好きな人は「奥付」をチェックする傾向があります。

奥付とは、タイトル・著者名・出版社名・ISBN・何刷、などなど、その本の情報がひととおり載っている本の最後の方にあるページのことをいいます。
正直、奥付を見ても本の価値が大きく左右されることはないのですが、何となく見てしまいます。

個人的には、売場で気になった本の「刷り」を見るクセがあります。
その本が「何刷りか?」を確認して、

「36刷。ふむ、相当重版がかかっているな。わたしの目に狂いはなかった」

などと、一人ニヤニヤしつつ本屋を後にします。

本屋でかけてもらったカバーを自分で修正する

これはかなり限定的かもしれませんが、本屋で本を買った時につけてもらったカバーを自分で織り直しがちです。

どういうことか?

本屋のカバーは基本的にはすぐにつけられるようにあらかじめ折り目をつけてあります。書店員が手の空いた時に折ることが多いですね。
ですから、少し他の本と大きさが違っていても文庫であれば文庫サイズ、四六判なら四六サイズのカバーをかけてきます。

ただ、同じ文庫であっても幻冬舎文庫は少しサイズが小さいですし、四六判も変型の場合があります。
こういった時に既定のカバーをかけられると、天地が余ったり、ソデの差し込みが足らないこともしばしば。

わたしは個人的に、本を読むときの「読み心地」をかなり重視するので、少しでもカバーに違和感があると読書をスタートできません。

そのため、仕事帰りに本を買ってもカバーのかかり具合が気に食わないと、どこか場所を見つけてカバーを織り直すことがあります。
最終的には自分で買った布や革製のカバーに差し替えるんですけどね。

ついでにこの場を借りて少しだけ…全国の書店員さんに言いたいことがあります。
それは、カバーをかけるときにせめて片方だけはソデを入れて欲しい!ということ。

本屋によっては両ソデともカバーに差し込まれていないことがあるんですね。そうすると読むときにずり落ちてきます。
わたしも以前、本屋ではたらいていたので、面倒な気持ちはよくわかります。
でも、せめて、せめて片ソデだけでも…!

「天地?そで?なんぞや?」という方は下の本の各部名称を参考にしてみてください。

本の各部名称

街の小さな本屋に岩波文庫が置いてあると応援したくなる

岩波文庫に限らず、岩波書店の本すべてに言えることです。
特に街の小さな本屋で岩波文庫があるのを見かけると「ちゃんと岩波の本を仕入れてるんだね!がんばれ!」と応援したくなります。

大型書店であれば、言ってみれば当然とも言えるのですが、ただでさえ経営環境が厳しいとされる中小の本屋さんです。
買切りで返品のできない、扱いの難しい岩波書店の本をきちんと扱う、その心意気

もはや、涙を禁じ得ない所業です。

「最近、本読んでます!」という人に対して冷笑しがち

本が好きな人にとって、本は日常に密着したものとなっています。
衣食住の中に、本を読むという行為が濃密に包含されているのです。

であるからして、何でもない会話の中で「最近、本を読んでるんですよねぇ〜」とか言ってくる人を冷笑せずにはいられません。

だいたいからして「最近、自分は本を読んでるぜ」とアピールしてくる人と、心から読書談義を楽しめるわけがないからです。
その場合は様子を伺って、自分の好きな本を猛烈にプッシュしてその場を楽しむという方法を取るしかないかもしれません。

こう言ってしまっては、「本を読む人が偉いのかよ?」みたいに受け取られてしまうかもしれませんが、あくまでも世界観の違いであることをお見知りおきください。

映像化作品に対して「原作が1番だ、超えられない」と言う

これはもはや語り尽くされた感じもありますが、本が好きな人は原作の映像化をキライます。

本好きに限らず、ミーハー嫌いに共通することでもありますが、特に自分が好きだった本が映像化されて人の目に晒されるのが残念でなりません。

また、映画の話になったときに「やっぱり原作が1番だよ。原作は超えられない」と言いがちです。
本を通して知った作品がすでに頭の中で映像化されているわけですから、当然といえば当然です。

そこから成長して、その1つ先の段階に入ると「やっぱり原作が1番だよ」と言うことすら恥ずかしくなってきます。
その場合、映像化の話題になったときには「無視」を決め込みます。これはわたしです。

本が好きな人の特徴まとめ

それでは最後に本が好きな人の特徴をおさらいしてみましょう。

  • ・本を見るときに奥付をチェックしがち
  • ・本屋でかけてもらったカバーを自分で修正する
  • ・岩波文庫がある本屋を応援しがち
  • ・「最近、本読んでるんだ」という人を冷笑する
  • ・原作本の映像化を嫌う

この中で、個人的に本屋のカバーを自分の手でかけ直すというのが1番よく当てはまります。
というより、本を買ってカバーを掛け直さないことはほとんどないと言っていいくらいです。

先述したとおり、書店員のカバーかけは簡略化されているので仕方がありません。
たぶん、本を買ってカバーを掛け直さないで読むのは年に1、2回くらい。

有隣堂で本を買った場合は掛け直さないですかね。というより、かけ直すのが面倒なくらいガッチリなので(有隣堂のカバーかけは特殊で、本の表紙を本屋のカバーと一体化させます)。有隣堂のカバーの掛け方は絶対にズレませんが、あれも好き嫌いが分かれるかなと思います。

【関連記事】

本好きはきっと大好きな出版社、みすず書房の話

書店員あるあるベスト30「本屋ではたらくすべての人へ」