あたらしい”本の選び方”が体験できる!おすすめのWebサイト3選

みなさんは普段、どのように読む本を選んでいますか?

「決めた作家の本をひたすら読む」「書店で見つけた気になった本を読む」などマイルールを持っていて、さくさく本選びができる人もいます。一方で、どの本を読もうかいつも迷ってしまう人もいると思います。

そんな人のために、今回はさまざまな本の選び方ができるWebサイトを紹介したいと思います。




1.本の書き出しで選ぶことができる「kakidashi」

1_kakidashi

本を選ぶ上で、書き出しというのはとても重要な役割を果たします。

書店で気になる本があったときに最初の数行をさっと読み、購入するか否かを決める人もいると思います。タイトルやあらすじなどの先入観から、中身を読もうとすら思わない人も少なくありません。これは非常にもったいないと思います。

以前、紀伊國屋書店で実施された「ほんのまくら」フェアが話題となりました。そのフェアは、対象の本の「本のまくら(書き出し)」のみがわかるカバーをかけて袋に入れられており、装丁のみを頼りに購入するかどうかを決めるといったものでした。

「著者もタイトルも分からない状況で購入する人は少ないのでは?」と思いきや、蓋を開けてみれば大好評だったようで、新宿本店のみで実施されたものが、全国各地の紀伊國屋書店にも広がっていきました。

「kakidashi」というWebサイトは、そのフェアを彷彿とさせる”本の書き出しのみ”が表示され、書き出しをクリックすることにより本の詳細が確認できる仕組みとなっています。

本の書き出しは、筆者が全力で考えた命の断片です
新宿の紀伊國屋本店で行われた「本のまくらフェア」
リアルの世界だけではもったいないのでWeb上で再現しました。

偶然目にした一冊で、人生が変わるかもしれません
書き出しの中から自分を呼ぶ一冊を見つけてください
「kakidashi」−書き出しとはより)

Webサイトには上記のような記述があり、「本のまくらフェア」のコンセプトを意識しています。

このWebサイトでは、先入観を抜きにして、沢山の本の書き出しの中から本を選ぶことができます。

ジャンルは多岐にわたっています。たまに絵本なども混ざっていますが、気になる書き出しがたくさんあって、見ているとあっという間に時間が経っているほどです。

不思議なもので、興味のある書き出しのうちのいくつかは、私が以前読んだことのある面白かった本の書き出しでした。良書の書き出しは、インパクトのあるものが多いようです。

「kakidashi」のキャッチフレーズは、”出だしよければ、すべてよし”です。ぜひ、実際にその目で確かめてみてください。

kakidashi

2.気分に合わせて選ぶことができる「bookcase」

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いまの気分やフィーリングにあった本がすぐに見つけられたらすごく便利だと思いませんか?

悲しい気分のときには明るい内容の本を読みたくなるでしょうし、「なんとなく泣きたい気分」というときは泣ける小説を読みたくなるものです。

私はインターネットで「元気が出る本」などと検索して気になる本を選ぶこともありますが、たくさんの情報の中から自分の気分に合った本を探し出すのはなかなか手間がかかりますよね。

そんなとき、「bookcase」というWebサイトが役に立ちます。

「bookcase」では自分の本棚に読んだ本、読みたい本、積ん読本を登録できるのですが、そのときに「フィーリング・成分」を選択肢の中から選ぶことができます。

「じんわり心に残る」「楽しく笑える」「癒される・元気がでる」「お腹がすく」「胸キュン」など、全21種類の選択肢があり、あなたの登録した内容(フィーリング)は他の人にシェアされる仕組みです。それ以外にも、5つ星評価や口コミなども記入することができます。

「フィーリング・成分」のページから気になる本を選ぶと、何人の人がその本を登録し、読んだ人がどんな「フィーリング・成分」を選んだのかを確認することができます。

その一致率が高いほど信ぴょう性は上がるのだろうと感じた一方で、同じ本でも異なる「フィーリング・成分」を選んでいるケースがとても多く驚きました。人によって本に対する感じ方はさまざまだということを実感します。

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会員にならなくても一部の本は確認することができますが、会員登録をすることで利用できる内容はぐんと増えます。利用者が多ければ多いほどサイトも成長していくので、まずは会員登録(無料)をおすすめします。

bookcase.jp

3.本の表紙で選ぶことができる「bookface.jp」

3_bookface

みなさんは、表紙のデザインに惹かれ本を手にとったことはありますか?

「bookface.jp」は独自の分類別にオシャレな本がずらりと並んでおり、見るだけでもワクワクしてくるWebサイトです。

一見すると「オシャレなデザインの本」が並んでいるだけのようにも思えますが、実際には明確な視点をもとにしっかりとセレクトされているようです。

装丁のデザイン性だけではなく「時間という試練に耐えうる本かどうか」という視点を大切にセレクトしています。
次々と出版されては消費され、すぐに姿を消してしまう本よりも、長い時間を経てもなお残っていく本を紹介してきたいと考えています。
(bookface.jpについて)より

運営しているのはbookcaseと同じ「.elephant」で、2つのサイトは連携しています。気になる本を見つけたら、「bookface.jp」に飛び、本棚に読みたい本を登録をすることができるのでとても便利です。

表紙のみで本を選んだものの、自分の興味のない内容だとガッカリしてしまうかもしれません。しかし、Amazonとも連携していてあらすじや口コミを確認しやすい作りとなっているので、書店でいきなり買うよりは中身がイメージしやすいでしょう。

bookface.jp