【激震】紀伊國屋書店の採用基準が完全に女性差別!

いよいよ就職活動がスタートする時期になりました。
出版業界を目指す大学生、がんばれ!

さて、今回はあの本屋の王道「紀伊國屋書店」が、過去にまさかの女性差別を行っていた話を紹介したいと思います。
わかりやすく言えば、紀伊國屋書店の採用基準に明確な性差別があったということ。
しかもそれを明文化していたときたものだから、話は穏やかではありません。




ブス・チビ・田舎者・メガネ…該当者は紀伊國屋書店に入社できません

まずはその紀伊國屋書店の採用基準についてふれたいと思います。
その女性差別となる内容をまとめると以下のようになります。

【採用不可の女子】

  • (1)ブスは絶対に避けること
  • (2)チビ(140cm以下)は不可
  • (3)田舎者はダメ
  • (4)メガネもダメ
  • (5)バカもダメ
  • (6)弁が立つ人、特に新聞部には要注意
  • (7)法律に興味を持つ人
  • (8)慢性の病気を持つ人

これらは昭和58年に土井たか子議員が国会の答弁の中で取り上げた、紀伊國屋書店の内部文書によるものです(第098回国会予算委員会第四分科会第2号より)。

約30年ほど前の採用基準ですが、なんともストレートな表現に思わず驚かされます。
それ以外にも「実家が飲食店の人はダメ」「父が大学教授の人はダメ」といった基準も文書の中にはあります。

どういった経緯でこうした採用基準が生まれたのかは、今となってはわかりません。
こうしたルールが紀伊國屋書店の社内ではマル秘とはいえ明文化されていたわけですから、今とは価値観が大きく異なっていたのでしょう。

企業は人なり。そして採用は高価な買物である

上記の議事録には前フリとして「企業は人なり。そして採用は高価な買物である。」という項目があります。
前半部分はいいのですが、採用を「買い物」扱いしてしまうあたりに、違和感を感じざるを得ません。

もちろん、いまの紀伊國屋書店にはこんな採用基準はないでしょうが、もし仮にいまもこの採用基準を使ったとしたらどんな意味があるのでしょうか。

決して擁護するつもりはありませんが、上の8つの基準の中で、まだわかるのは「チビは不可」というところでしょうか。
もちろん明文化するのは問題ですが、客室乗務員にも身長制限があるくらいです。
書店員だって高い棚に手が届かないようでは仕事の効率が悪くなります。

もっとも、紀伊國屋書書店の棚のつくりでいえば高い場所に本がないので問題ないかもしれませんが。

以下、第098回国会予算委員会第四分科会第2号より抜粋したものです。

すでに一部新聞紙上でも出ましたが、書店でございますから文化を売るということが仕事の内容になってまいります。文化の最先端と申し上げてもいいような仕事だと思うのですが、この名前を具体的に申し上げますと、紀伊国屋書店の中で、実はこれは内部で出されておりますマル秘の判こがついている資料がここにございます。一つは「女子社員採用にあたって留意すべきこと」というものでございます。あと一つは「パートタイマー採用面接に際しての注意事項」というものでございます。(中略)「女子社員採用にあたって留意すべきこと」「企業は人なり。そして採用は高価な買物である。良いもの、良く育つもの、適正に長もちするものを選び、粗悪品、欠陥品を掴まされてはならない。」と書いてあるのですが、(「全くひどいや」と呼ぶ者あり)粗悪品、欠陥品という表現からいたしますと、採用を希望して来られる方々について、どうも品物呼ばわりをすでにされているようなことでございますが、これは好ましいか好ましくないかという問題じゃもはやございませんで、こういうことが許されていいか悪いかの範疇に入る問題であろうかと私は思うのです。さらに「採用不可の女子」というのが(8)項目ここにございますが、「(1)ブス、絶対に避けること。(2)チビ、身長百四十センチ以下は全く不可。(3)カッペ、田舎っぺ。(4)メガネ、(5)バカ、(6)弁が立つ、新聞部に属していたものはよく観察すべし。(7)法律に興味をもつ、 前職・専攻課目・関心事に注意。(8)慢性の既往症、再発の怖れだけでなく、疲労し易いので不満を抱き易い。」こう書いてあるのです。これは(8)項目にわたるのですが、それはごらんいただいたらおわかりになるように、明らかに女性に対しての差別感というものが背後になければ、採用不可の女子の中にこういう(8)項目というのは考えられないだろうと思うのです。

以上、天下の紀伊國屋書店・意外な黒歴史でした。