雑誌が売れない時代だからこそ、たまには雑誌を読みませんか?

「本が売れませんね」という会話が挨拶となりつつある出版業界。
その「本」の売り上げを下げている元凶。その正体はズバリ「雑誌」です。

出版業界はむかし、書籍よりも雑誌のほうが圧倒的に売れていました。
そんな時代がなつかしく思えてしまうのは何とも悲しいかぎりです。

わたしは人の目を気にするタイプなので、あまりこういう話を大々的にするのは気恥ずかしいのですが「雑誌が売れないんだから、みんなで雑誌を読もうよ!」と声高に叫びたい次第なのであります。




雑誌の良さを再確認!のコーナー

雑誌の売り上げがいかにきびしい状況にあるかは【出版業界の危機】書籍・雑誌の売り上げ金額が過去最悪の落ち込みをご参照ください。

さて、「雑誌を読もうよ!」と声高に叫ぶ以上はその根拠を示さないといけません。
まずはわたしの主観ではありますが、雑誌の素晴らしいところを思いつくかぎり並べてみたいと思います。

  • ・新しい情報や流行をキャッチできる(コンテンツが新鮮)
  • ・買う雑誌によっては、なんとなくカッコイイ(たとえば「Pen」とか「新潮45」)
  • ・ページをめくる、あの感触
  • ・自分の趣味を追いかけることができる
  • ・座布団になる

最後の「座布団になる」というのは何とも軽妙ですね(『嫌われる勇気』を読んだ成果が出ています)。
なにはともあれ雑誌の素晴らしさを列挙してみました。

雑誌の最大の敵は何と言ってもインターネットです。
そのインターネットと比較すると1番目の「コンテンツが新鮮」というのはあまりにも貧弱なのですが、それ以外の項目については雑誌でしか味わえない良さがあるのではないでしょうか。

みんなどれくらい雑誌を読んでいるのか?アンケート調査結果

本屋にいけば、雑誌のコーナーにはたいてい人が集まっています。
売れる売れないは別にして、やはり雑誌の集客力のすごさを感じる瞬間です。

さて、ビジネスメディア誠の「雑誌を読んでいる人は60.7%――どんな雑誌を読んでいるの?」の記事を引用しつつ、雑誌がどれくらい読まれているのかを見ていきましょう。

まずは全体的な雑誌人口です。

全国の男女に、1カ月当たりに何冊くらい雑誌を読みますか(書店などでの立ち読み、フリーペーパーも含む)と聞いたところ、「2~3冊くらい」(23.9%)と答えた人が最も多く、次いで「1冊くらい」(20.8%)であることが、マイボイスコムの調査で分かった。

立ち読みだけして、雑誌を買っていないと考えると「2〜3冊」は妥当な結果といえるかもしれません。
だいたい、本屋にいくと2〜3冊は立ち読みする感覚はあるかと思います。

実際に購入しているかにスポットを当てたアンケートもあります。

1カ月当たり何冊くらい雑誌を購入しますかと聞いたところ「1冊くらい」(22.3%)が最も多く、次いで「2~3冊くらい」(11.9%)。雑誌を購入する人は40.7%で、男女別でみると、女性よりも男性のほうが多い。ただ、年代別でみると、10代の男性は3割弱に対して、女性は5割弱と男女で開きがあった。

やはり1冊が多いようです。これも個人的な所感ですが、2冊以上になると途端に読まなくなります。
ボリュームがあるだけに、「買って満足」という側面があるのは事実です。

実際に購入している人にどんなジャンルの雑誌を買っているのか聞いた結果が以下のとおりです。

総合週刊誌(週刊文春、フライデーなど)」(20.8%)が最も多く、次いで「女性ファッション誌(MORE、VERYなど)」(19.8%)、「家庭情報・料理情報(オレンジページ、クロワッサンなど)」(19.6%)、「ビジネス・実用雑誌(日経ビジネス、日経TRENDYなど)」(17.1%)、「少年、少女コミック誌」(13.6%)と続いた。

安定の総合週刊誌を除けば、やはり女性誌の強さが際立っています。
数年前に付録ブームで大きな波がやってきましたが、いまはもう飽和状態。
雑誌のサイズを変えてみるなど、新しい試みによって売り上げを伸ばしている女性誌があるのは見逃せません。

雑誌のススメ

では、実際に雑誌を読む上でなにを基準に選べばいいのでしょうか?

基本的に雑誌は趣味の反映によって選ばれると思います。
だから、自分の興味ある内容が書かれている雑誌を読むのが1番スムーズなのは言うまでもありません。

ただ、誰もが趣味を持っているわけではありません。
その場合にオススメしたい雑誌の選び方があります。それは「ひとまず週刊文春を読んでみる」という方法。

読んだことがない方も多いかと思いますが、文春に限らず総合週刊誌はとにかく雑食です。
小難しい政治ネタから、下世話な芸能ニュースまで幅広く扱っています。

テレビや新聞では書かれていない情報を、横断的に仕入れることができるのが1番の魅力。
わたしも週刊文春を買って読むことが多々ありますが、何気なく読んでいたらコラムが面白くてハマってしまうという、新しい体験を味わうことができました。

最初のころは1冊キレイに目を通していましたが、いまは必要な情報を自分なりに拾えるようになったので、興味がない記事はバンバン飛ばして読んでいます。

雑誌の売り上げを伸ばすためというと、何だかイヤらしいですが、純粋に自分の価値観の幅を広げる意味でも、やっぱり雑誌は効果テキメンです。

週刊文春は毎週木曜日発売です。さあ、いますぐ書店へ!コンビニでも売ってるよ!

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