新発想のアイデア「雑誌カバーに広告掲載」あなたも図書館のスポンサーになれる!

みなさんは普段、図書館を利用していますか?
最近は公共図書館とは思えないレベルの図書館が多く登場しています。

一方で、財政難にあえぐ自治体では図書購入費に困っているケースも少なくありません。
そこで登場したのが「スポンサー制度」。

前橋市の図書館では、雑誌の購入費を負担する代わりに雑誌カバーに広告を掲載するスポンサー制度を導入予定。

これによって、館内で読める雑誌が増やすのが狙い。
このスポンサー制度、具体的にはどのように運用されるのでしょうか?




図書館の雑誌スポンサー制度は全国に広がっている

前橋市のスポンサー制度を見て「これは新しい!」と思ったのも束の間。
じつは同じような取り組みは全国の図書館で行われています。

葛飾区立図書館、相模原市立図書館、浜松市立図書館、横浜市立図書館…
枚挙に暇がないほどたくさんの図書館で運用されています。

どの自治体も、図書購入費に充てる財源が不足していることもあり、少しでも費用を減らしたいという思惑があります。
そこに企業や個人が広告を出稿することで、Win-Winの関係が成り立つわけですね。

どのような仕組みで広告が掲載されるの?

図書館内で自由に読むことができる雑誌にはカバーが付いています。
このカバーに広告を載せることができるのが、今回紹介するスポンサー制度です。

雑誌の購入費用を出稿者が負担することで広告掲載が可能になります。

多くの図書館が同じような仕組みで広告掲載を行なっています。
たとえば、東京都の目黒区立図書館では「雑誌スポンサー制度」という名称で、以下の要領で募集を行なっています。

  • 【スポンサーになった方へ】
  • 1 選んでいただいた雑誌の最新号閲覧用のカバーに、貴社のお名前と広告を表示します。
  • 2 貴社のお名前を図書館ホームページに掲載します。
  • 3 貴社のお名前を図書館内で掲示いたします。
  • 4 図書館の作成する「社会貢献協力企業」ステッカーをさしあげます。

図書館の雑誌スポンサー制度

写真は静岡県内の市立図書館
(出典:静岡新聞ニュース)

上記の写真をご覧いただけるとわかりますが、表紙にスポンサー名・裏表紙に具体的な広告内容が掲載されます。

広告を出す側としては表紙に大きく載せたいところですが、何の雑誌かわからなくなってしまうので仕方がありません。

運営する図書館にもよりますが、先ほど取り上げた目黒区立図書館ではホームページ内や図書館内にも広告出稿者の名前が掲載されます。
雑誌以外のところでもPRできるので、副次的な効果が期待できますね。

広告効果を測定するのはむずかしいですが、比較的リーズナブルな料金で広告を載せることが可能です。

雑誌スポンサーの広告費用はいくら?

多くの図書館では年間契約が基本となっていて、1年間の雑誌購入費を負担することで広告掲載が可能になります。

たとえば、いま話題の「週刊文春」は年間購読費が¥20,500。
2015年、ピース又吉さんの「火花」で話題になった「文學界」は年間購読費が¥11,640 。

この費用を負担すれば、1年間は広告を掲載できるわけです。
どの雑誌に掲載するかは出稿者が自分で選ぶことが可能なので、ジャンルに合った雑誌にアプローチできます。

たとえばグルメ雑誌であれば地域の飲食店が広告を出すことで効果的なリーチを期待できます。
アパレル関連の企業であれば、ファッション雑誌に広告を載せると効果的ですね。

図書館によっては個人でも出稿できるので、何か個人でPRしたい場合にも有効。

このスポンサー制度がもっと広がれば、図書館の財源も増やすことができます。
いろんな雑誌が読めるようになるので、公共サービスの向上に貢献できるわけです。

弊サイト「コトビー」も広告を掲載しようか悩んでいます…。

あなたも図書館の雑誌スポンサーになってみてはいかがでしょうか?