会社に行きたくない…5月病を癒やす読書のメリットとデメリット

GW(ゴールデンウィーク)が終わり、平常どおりの仕事がはじまりました。

今年は最大9連休という日の並びもあって、休み前のテンションの高まりはすごかったはず。

その反面、連休が終わりに近づくにつれて高まる「会社へ行きたくない気持ち」。こればかりは、誰もが共通して味わう感情です。

連休終わりの憂鬱な気分を5月病といったりしますが、それを癒やすために読書に”逃げる”人も少なくないはず。

しかし、実際のところ5月病対策としての読書には良し悪しあります。

読書、とりわけ小説を読むことで得られるのは「非現実の世界」です。
ふだんは味わえない状況、ストーリー、登場人物のなかにどっぷり浸かるのは、本を読むことの最大のメリットともいえます。

自分が味わえなかった職業、立場、恋愛などをお安く気軽に体験できるわけですから、これほど費用対効果の高いものはありません。

一方、ゴールデンウィークも言ってみれば非現実への逃避です。ましてや連休が続くわけですから、仕事生活のなかでは味わえない時間を過ごすことが可能です。

つまり、なにが言いたいのかというと、ゴールデンウィークが終わってようやく現実へ戻る準備ができてきたのに、小説を読んで非現実に逃げてしまうのは痛みの先送りにしかならないことだってあるわけです。

小説と連休では、味わえる非日常感がちがう!と言ってしまえばそれまでですが、安易に小説を読むのは避けたほうがいい人もいます。

というのも、わたしは仕事が嫌になって読書に逃げた結果、そこで広がっている理想の世界を夢見て仕事を辞めてしまったからです。

いまとなっては良い思い出ですが、安易に小説でスイッチを入れてしまうと仕事を辞めたくなる気分が余計に高まってしまいます。

一度思い立ったら行動にうつさないと気がすまなくなる(つまり、仕事をやめたいと思ったら辞めずにはいられない)タイプの人は、特に注意したほうがいいでしょう。

まあ、それでも本を読むことはやめられないんですけどね。

なにはともあれ、「本は自分の人生を良くも悪くも大きく変える可能性がある」ということだけは心のどこかにしのばせておいたほうがいいかもしれませんね。