未来屋書店がアシーネと合併!340店舗超の巨大チェーンに

店舗を拡大している未来屋書店が、さらに攻めの体勢に入りました。
なんと、ダイエーの子会社である株式会社アシーネを合併するとの発表がなされたのです。

アシーネと聞いても、書店業界について詳しくない人は「なにそれ?」って感じかもしれません。

でも、出版・書店業界の人にとってはけっこうインパクトの大きいニュースなのです。

未来屋書店にはどんな狙いがあるのか?今後の書店勢力図はどうなるのか?

1つずつチェックしてみたいと思います。




アシーネってなに?

まずはアシーネについて説明しておく必要があります。
アシーネとは、わかりやすくいえば「ダイエーの中にある本屋チェーン」です。

イオンには未来屋書店が入っているのと同じように、ダイエーにはアシーネが入っています。

2015年2月時点で93店舗ある本屋チェーンですので、店舗数だけでいえば大きな勢力です。

ちなみにアシーネはダイエーの完全子会社ですが、発表をみる限りでは今回の合併でアシーネという店舗名は消滅します。

未来屋がアシーネを合併する目的とは?

プレスリリースでは、合併の目的について発表されています。

アシーネはダイエー系店舗を中心に、書店93店舗(2015年2月末時点)の直営店舗展開とダイエーへの雑誌の商品供給を行っています。今回の合併により、新生未来屋書店は経営の効率化や規模の拡大に留まらず、優秀な人財の活用を通じ、両社がこれまで培ってきた強みを融合させることで、書籍以外の分野を含めた新たな業態や事業に積極的に挑戦し、新しい書店事業会社へと変革を遂げることを目指してまいります。

表向きにはいろいろと書いてありますが、カンタンに言えば同じ小売業で使えるノウハウが多かったということでしょう。

基本的には小売業界で同じような客層・販売戦略が見込めるわけですから、ダイエー内でも未来屋書店が通用すると考えるのが普通です。

そもそも、2013年にイオンはダイエーの株式を取得して子会社化しています。
店舗網の効率化を図ることを考えれば、当然の流れともいえるでしょう。

もし今後も店舗を拡大することを考えると、同じようなノウハウが通用する小売店がターゲットになるといえそうです。
とはいえ、まずはアシーネの店舗をしっかりと作りこむことが急務でしょう。

未来屋書店が書店業界で大きな影響力を握るようになる日が来るかもしれません。