デブ専に朗報?ぽっちゃり系男子の専門雑誌『Mr.Babe』(ミスターベイブ)が創刊

多様性が認められる社会は良いものとされています。
肌の色はもちろん、生き方にも人それぞれの個性が反映されるべきだからです。

そんな多様性の波を作り出すのが、出版物の役目でもあります。
本や雑誌を読んで人は考え、動かされるからです。

雑誌の創刊というのは、あたらしい価値観の具現化ともいえます。
見た目も人それぞれ。スマート派もいれば、ぽっちゃりが好きな人もいますよね。

ぽっちゃり系を好む人にオススメしたいのが、新創刊の雑誌『Mr.Babe』(ミスターベイブ)です。




太ることもライフスタイルの1つである

『Mr.Babe』(ミスターベイブ)は大洋図書が発売する雑誌で、2015年10月26日発売予定。
ポッチャリ系男性のためのファッション&ライフスタイル誌となっています。

特徴はなんといっても「ポッチャリ系」にスポットを当てたこと。
女性向けには『ラ・ファーファ』(ぶんか社)などの雑誌がありますが、男性向けのポッチャリ系雑誌は”日本初”。

『Mr.Babe』のウェブサイトによれば「日本人男性の3人に1人がポッチャリなのに、なぜ今まで無かったのか!?」というコピーが掲載されています。

『Mr.Babe』のいうポッチャリにはきちんと定義があり、「厚生労働省調査によるBMI25以上の肥満体形の男性」を指しています。
このへんの細かい設定は、雑誌の立ち位置やキャラをつくる上で大切なことです。

メインターゲットは未婚の40代ポッチャリ系男性。
お金を持っているけどモテない層に「これからやってくるモテ期」を予感させます。

40代を迎えて「もう俺なんてダメなんだ…」というポッチャリ系男性にとっては、希望を持たせてくれる雑誌なのではないでしょうか。

外国人へのコンプレックスが色濃く反映

いまに始まったことではありませんが、日本のファッション誌には外国人モデルを起用するケースが多く見られます。
それだけ、服を着たときに映えるということでもあるのですが、それ以上に外国人へのコンプレックスが大きな理由としてあげられます。

「同じ洋服を着ているのに、なんで外国人だとカッコよく見えるんだろう?」という感覚・認識は多くの日本人に共通しています。

つまり、雑誌に外国人を起用することは常套手段ともいえるわけです。

まだ誌面を見ていないので断定はできませんが、『Mr.Babe』もそういった意味では前例に沿った雑誌づくりをしています。
「ポッチャリ系男性」をターゲットにする雑誌には前例がありませんが、外国人モデルを「キャラ立ち」させて成功した雑誌には前例があります。

それが”ちょいワル”で一躍有名になった雑誌「LEON」(主婦と生活社)です。
パンツェッタ・ジローラモをモデルとして長く起用しており、雑誌をキャラ立ちさせる大きな要因となっています。

『Mr.Babe』が同じ路線を進むのかは定かではありませんが、創刊号の表紙やウェブサイトを見る限りは外国人モデルを随所に使った誌面づくりが想定されます。

モデルが持つスタイルの良さで誌面を引き立たせることができない以上、外国人の持つ「雰囲気」を誌面に上手く反映させることは不可欠なのかもしれません。

ともに休刊していますが、大洋図書は「egg」「men’s egg」という一大ブームとなったファッション誌をつくった出版社です。
雑誌づくりのノウハウは十分にあるでしょうから、売り上げ低迷が続く雑誌業界に一石を投じてくれることに期待がかかります。