「作家の命日・忌」をカッコよく会話に取り入れる方法

知ってたり、詳しかったりするとカッコイイものってありますよね。
たとえばワイン。男女問わず、ワインを知ってるだけでちょっぴり大人な雰囲気。
それに加えて、料理にくわしいとさらに大人のカッコよさがグッとアップします。

そんな魅力的な大人になるためには、もう1つ欠かせないエッセンスがあります。
それはいったいなんでしょうか?皆さんなら、もうおわかりですよね。

それではいきますよ!みんなで、せーの!

「作家の命日ーーー!!」

はい。ありがとうございまーす。

作家の命日は◯◯忌(太宰治の桜桃忌など)と呼ばれることもあります。
というわけで今回は魅力的な大人になるために知っておきたい「作家の命日をカッコよく日常会話に取り入れる方法」についてです。




命日の悲しさと、作家の哀愁を味方につけよ

なぜ「作家の命日」を日常会話に取り入れるとカッコよくなるのか…?

そもそも、人は今日という1日をどれくらい意識して生きているでしょうか?
たとえば、今日という日が「体育の日」であったとします。そうすると人は自然と「今日は体育の日なんだし、スポーツでもやろか」というモチベーションになることでしょう。

しかし、祝日は頻繁にはやってきません。ですから、いかに普通の日を自分の中で昇華するかがポイントとなるわけです。
それが、たとえどんな日であったとしても、今日という日を意識して生きている。これこそが「大人のカッコよさ」なのではないかと、私は考えました。

そこに、作家の命日を日常会話に取り入れることの意味があるのです。

なんでもないように思えた今日という日。それが実はあの偉大な作家の命日だとしたら?

「なぜ今日、あの作家は亡くなったのだろう?」

「彼(彼女)はどのように死を迎えたのだろう?」

「(もし自害であれば)なぜ、今日という日に死を選んだのだろう?」

こんな風に作家に思いを馳せることで、「今日」という日への認識は大きく変わるはずです。
自分にとってはありふれた1日が、じつはあの作家にとっては壮絶な1日だったにちがいありません。

大人のカッコよさは「作家の命日」にセンスを加えることだ!

と、やや面倒な言い回しが終わったところで早速、実践的な方法に入りたいと思います。
「作家の命日」を日常会話に取り入れるためのステップは大きく分けて3つあります。

  • 1、作家の命日をリストアップする
  • 2、その作家の生き様と死に様を頭に入れる
  • 3、会話に使えるようにコンパクトにまとめる

まずは作家の命日をリストアップした上で、インプットすることが最初のステップになります。
そして、その作家がどのように生き、どのように死んでいったかを頭に叩き込みましょう。
最後に生き様と死に様をコンパクトにまとめます。長すぎると会話にさりげなく取り入れることができず、冗長になります。
ダラダラと命日の話をされても、ウンチクを言われているようで印象は良くないので注意が必要です。

初心者にオススメ!「夏目漱石の命日」

作家をリストアップするときには、やはり自分の好きな作家を選ぶのが1番手っ取り早いのは言うまでもありません。
ただ、どの作家の命日を会話に取り入れるべきな悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな作家の命日初心者にオススメしたいのが「夏目漱石」です。

夏目漱石は誰もが知っている説明不要の作家ですね。
まずは抜群の知名度を誇る彼を題材にして「命日トーク」を考えましょう。

「命日トーク」に使えそうな夏目漱石の生き様

まずは彼がどんな人生を送ってきたかを知る必要があります。

彼が誕生したのは1867年2月9日。死没は1916年12月9日です。
ザッと調べてみると、こんな感じのエピソードが出てきました。

  • ・生まれてすぐ里子に出される
  • ・かなり短気で怒りっぽい
  • ・『我輩は猫である』の猫は漱石の家に住み着いた捨て猫がモデル
  • ・そのモデルになった猫に生涯名前はつけず「ねこ、ねこ」と呼んでいた
  • ・そんな捨て猫だが、死んだ後にわざわざ「死亡通知」つくるほど大切にしていた
  • ・夏目漱石の「脳」は現在、エタノール漬けにされて東京大学医学部に保管されている

これらのエピソードを頭に叩き込んでおけば、あなたの12月9日はひとあじ違った1日になるはずです。

たとえば12月9日、道ばたにいる猫に向かって「ねこ、ねこ」と呼びかけてみましょう。
すると周りの人は「ねこって(笑)どうしたの?」と不思議がるはずです。
そこであなたは、すかさずこう言い放つのです。

今日は漱石の命日なんだ。彼に敬意を込めて『ねこ』と呼ばせてもらったのさ

これであなたも魅惑の大人へ仲間入りです。

太宰治や三島由紀夫あたりはあつらえむき

以上、夏目漱石の命日を例にとって「命日トーク」の具体例を紹介しました。
これらはその作家が持つエピソードによって、いろいろな広がりを見せます。
特に自害を選んでいる太宰治や三島由紀夫などは壮絶な人生を過ごしています。

作家が壮絶であればあるほど、その命日は大きな意味を持ちます。
ちなみに、太宰治の命日は1948年6月13日、三島由紀夫の命日は1970年11月25日です。
みなさんも早速、作家の命日を日常会話に取り入れてみませんか?