ライトノベルがアツい!新潮社が文庫レーベル「新潮文庫nex」を創刊

皆さん、ライトノベル読んでますか?

本屋を回っていると、以前より明らかにライトノベルを見かける機会が増えましたよね。
それを証拠に、ラノベ市場の売り上げは増加傾向にあります。

ラノベ文庫の売り上げは2010年には約190億円でしたが、2013年には約216億円にまで伸びています。
出版業界全体が低迷しているなか、ラノベはどうして売り上げを伸ばしているのでしょうか。

オタク文化の広がりと普段本を読まない層が小説の入り口としてラノベを手に取っていることなどの要因が挙げられています。
いわゆる「小説」よりも文章の中に挿絵が多いことや、文字通り「ライト」なストーリーが共感を呼んでいるといえそうです。

そんな好調のラノベ市場に出版界の大物、泣く子も黙る「新潮社」が新たな文庫レーベルを立ち上げます。




キャラクター性と物語性と兼ね揃えたエンターテイメント「新潮文庫nex」

みんな大好き「新潮文庫」は今年で創刊100周年を迎えます。
その新潮文庫から新たな文庫レーベル「新潮文庫nex」が誕生。

「ライトノベルとは一線を画し、キャラクター性と物語性と兼ね揃えたエンターテイメント」と新文化で紹介されていますが、新潮文庫が弱いと言われていたジャンルに参入することになります。

第一弾は8月28日に以下6点のラインナップで発売されます。
それ以降は毎月3〜6点のペースで刊行予定。

  • 河野裕『いなくなれ、群青』
  • 神永学『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』
  • 雪乃紗衣『レアリアⅠ』
  • 竹宮ゆゆこ『知らない映画のサントラを聴く』
  • 朝井リョウほか『この部屋で君と』
  • 神西亜樹『坂東蛍子、日常に飽き飽き』

発売日周辺はTBS「王様のブランチ」でのCMや、電車広告を展開。
さすが、お金のかけ方が違います。

双葉社は「モンスター文庫」でラノベ初参入

さらに、こちらも大物「双葉社」もライトノベル市場に参加を表明。
7月30日に「モンスター文庫」を創刊します。

こちらはネット小説の投稿サイト「小説家になろう」の作品を書籍化し、創刊月と8月は3点、それ以降は毎月4点ずつ刊行予定です。
ターゲットとする読者は10代〜30代。
「最大の小説投稿サイトである「小説家になろう」の読者が大きな下支えになる」と宮澤震編集長は語っています。

ぜひ1度読んでみるべし

これだけの広がりを見せるラノベ。
あの新潮社が参入するあたりにも、ラノベの強さがうかがい知れます。

ちなみに、「新潮文庫nex」の専用サイトがかなりこだわった作りになっています。
スクロールすると画面の表情が変わる、ユーザー体感型のインターフェースになっています(PCサイトのみ)。
ぜひ一度おためしあれ。

何はともあれ、今後もラノベから目が離せません。
書店のラノベの展開方法を再考する必要がありそうです。

【参考サイト】
新文化
新潮文庫nex