取次シェア第3位の大阪屋が大幅な赤字を発表

取次大手の大阪屋が6月12日に決算を発表しました。

6月12日開催の第67期(H25・4・1~同26・3・31)決算説明会の概況は、売上高が前年比18・7%減の766億5300万円。ブックファーストやアマゾンなど大口取引先の帳合変更が響き、前年に比べ176億円のマイナス。(中略)今年4月に41億円強で旧本社(大阪・西区)を売却しているため、現時点での債務超過は約14億円。
売却益で借入金約18億円を返済する一方、正社員134人のリストラなどで財務面を強化を推進。(新文化オンラインより)

決算説明会の内容によると、売上高が前年に比べて176億円のマイナス。

業界再編が噂されていますが、やはり取次会社の経営は厳しい状況が続いています。
今年の3月には大阪屋を救済するべく、講談社KADOKAWAなどの大手出版社が出資し、経営幹部にも出版社のお偉方が就任しています。

Amazonをはじめとするネット書店が売り上げを伸ばせば、取次の役目は必要なくなります。
電子書籍にいたっては、取次どころか書店をも中抜にしてしまいます。

複占というと言葉は悪いですが、私の個人的な考えとしては、取次はトーハン日販の2つに再編されるべきだと思っています。

現在、取次はトーハン、日販、大阪屋、太洋社栗田出版販売など複数存在します。

出版社の実務上、取次が複数あると作業効率が下がります。
新刊配本に関する手続きしかり、見本出しに関してもムダな時間がかかります。

取次のスリム化は今後必ず進んでいくことでしょう。
より効率的な出版活動を考えると、一刻も早い業界再編に期待がかかります。