雑誌「VERY」を愛読する「ベリー妻」に注意せよ!

雑誌「VERY(ベリー)」といえば、雑誌が低迷する業界において、順調に売り上げを伸ばしている女性ファッション誌です。

VERYは人気があるものの、ネット上では批判的な声も少なくありません。

結婚している人も、してない人も用心するに越したことはありません。
特に男性。とんでもない相手を人生の伴侶に選んでしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。

と、冒頭からいきなりですが、今回は「とんでもない女性」の代名詞となりつつある「VERY妻」を紹介します。




お金がかかる「VERY妻」

まず「VERY妻」とはなんぞや、ということですがこれは光文社が発行する女性誌「VERY」に由来します。

この雑誌の対象読者は40歳前後の既婚女性。あの「シロガネーゼ」という言葉を流行らせたのがこの「VERY」です。

発行部数は313,400部(2015年10〜12月)と、女性ミドルエイジ誌のなかで圧倒的な数字を示しています。

シロガネーゼという言葉からも連想されるように、VERYに取り上げられるファッションや小物はどれも高価。
数十万円もするバッグや洋服が誌面にあふれています。

内容はお金持ち家庭の奥さまを謳歌させようという特集が頻繁に組まれています。

表紙には井川遥がニッコリと笑みをたたえ、主婦層の購買意欲をかきたてます。

付録で客を釣る近年の女性誌とは違い、独特の誌面づくりによって多くの読者を獲得しています。

VERYが提案する、妻(女として)のゴールとは?

雑誌にはどんな理想を提案するか、それぞれのゴールが設定されています。
VERYもご多分に漏れず主婦層のゴールが設定されているわけですが、この設定が他の女性誌に比べて際立っています。

VERY妻のゴール、それは大きく分けて以下の2つに分けることができます。

  • ・高収入の夫と結婚する
  • ・母であり、女であり続ける

高収入の夫と結婚する

さきほどもカンタンに触れましたが、VERYの誌面で紹介されているライフスタイルを実践しようとすると、それはそれはお金がかかります。

でも、それでいいのです。なぜなら、この雑誌は「高収入の夫を手に入れた妻」をターゲットにしているからです。

高価な洋服、そして子どもへの投資には出費を惜しまない。こんな生活がVERY妻には求められます。

母であり、女であり続ける

子どもが生まれると、多くの女性は”女”であることを忘れると言われます。
実際、旦那から女に見られなくなり悩んでいる人も少なくありません。

VERYはそんな母の在り方を否定します。母でありながら、女で在り続ける。
わかりやすくいえば「セクシーな母」(個人的にはゾッとするけど)を提唱しているわけです。

このあたりは、他の雑誌にはない理想像を提案していると言えるでしょう。

VERYの愛読者は名刺にまで気を配る

さて、VERYの内容をある程度おさえていただいたところで、何を言いたいのかというと「VERY妻」の言いなりになってアレもコレも要求に応じていたら破産しかねないということです。

麻布で働く人事ママのメモによれば、「VERY読者の世帯平均収入は844万円」 なんだそうです。

額面だとけっこうなお金持ちに見えますが「世帯収入」であることに注意する必要。
そして、雑誌に紹介されているライフスタイルをすべて叶えようとすれば年収1500〜2000万円は必要だとか…。

「VERY妻」のスゴさを物語るのにふさわしいアイテムがあります。
それが「VERYママ名刺」。読んで字のごとく、奥さま用の名刺であります。

VERYママ名刺

VERYママ名刺(「VERY」公式サイトより)

VERYママ名刺デザイン

これは一例だが、デザインも豊富に揃っている

奥さま同士で名刺を交換しあうというのは、私の皮膚感覚では完全に常軌を逸しているのですが。
実際にこうして展開されているということは一定の需要があるに違いありません。

何とも恐ろしい話ですが、現実にこうした奥さま達が増殖しているのは確かなようです。
男性のみなさま。お金のかかる「VERY妻」にはくれぐれもご用心を。

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