週刊ダイヤモンド「読書特集」に取材記事が掲載されました

先日、雑誌「週刊ダイヤモンド」の取材を受けてきました。
その内容が今号の「週刊ダイヤモンド」10/17号(「読書」を極める!)に掲載されています。

掲載されている量としてはごくわずかですが、取材を受けた経緯・取材内容などを簡単に記しておきたいと思います。




取材を受けるまでの経緯

9月中旬、ある1通のメールが届きました。
差出人は「週刊ダイヤモンド」で、件名は「取材のお願い」。

内容を見ると、週刊ダイヤモンドの誌面で読書特集を組むにあたり、取材をさせて欲しいとのこと。
文学賞の動向や裏事情について見解を述べて欲しいとのことでした。

弊サイト、コトビーでは以前にこのような記事を執筆しています。

記者の方が記事を読んで興味を持ってくださり、取材を受けさせていただくことと相成りました。
誠にありがとうございます。

文学賞の動向と裏事情について

今回の取材では大きく分けて2つのポイントについて見解を述べさせていただきました。

  • ・現在の文学賞の動向
  • ・文学賞の裏事情

現在の文学賞の動向

今も昔も、文学賞を語るときに欠かせないのが直木賞・芥川賞という二大文学賞です。
長い歴史を持つ重要な文学賞であり、書店の売り場がもっとも動く文学賞と言われています。

しかし、とある文学賞の登場で潮流が少しずつ変化します。
それが本屋大賞です。

本屋大賞とは、書店員が「いま売りたい!」と思う作品を投票によって決める文学賞です。

2004年のスタートから着々と影響力を拡大し、近年の本屋大賞受賞作はベストセラーを連発しています。

なぜ本屋大賞がここまでの影響力を持つようになったのかについては本屋大賞を批判する人が知らない5つのことでくわしく解説していますが、カンタンに言うと以下の3点に集約されます。

  • ・書店員が選ぶため、読者目線の作品が多いこと
  • ・メディア化(映画、ドラマ)しやすい作品が多い
  • ・受賞作が事前に関係者に知らされる(重版や拡販がしやすい)

本屋大賞をはじめ、江戸川乱歩賞やこのミスなどを取り上げながら、取材では現在の文学賞について見解を述べさせていただきました。

文学賞の裏事情

ピース又吉さんの『火花』が芥川賞を受賞したことで、多くの人が文学賞についての興味・関心を示しています。

しかし、文学賞はあまり表向きには知られていないことがたくさんあります。

どうやって選考を行なっているのか?
過去と現在では受賞作にどんな変化があるのか?

こうした文学賞の裏事情についても、取材のなかで語らせていただきました。

取材を受けて感じたこと

取材内容は、おもに文学賞についてでしたが、それ以外にも出版業界や書店業界の動向についても記者の方とやり取りがありました。

取材のやりとりで印象的だったのが、自分がいままで視野の外に追いやっていた考え方に触れられたことです。

記者の方はさまざまな業界関係者に取材をしているわけですから、多くの見解にふれています。
その記者さんいわく、今後は買切りにシフトしていくべきだという意見が業界関係者の間では多いようなのです。

個人的には明確な結論を出せていない論点なのですが、買い切りにシフトするべきという意見が多いのはなんとも意外でした。

わたしの見解が出ている内容自体はごくわずかなのですが(笑)、それでも非常に貴重な経験をさせていただきました。
ぜひ、今号の週刊ダイヤモンドをご一読くださいませ。

そして、今後ともコトビーをよろしくお願い致します。