「どんな本が好きなの?」と聞かれたときの正しい答え方

みなさんは、会話を弾ませるためにどんな内容の話をしますか?

仕事の話をするのもいいですが、一歩踏み込んだ内容の会話になると、初対面の人との距離もグッと縮まりやすいですよね。

その一歩踏み込んだ内容のスタンダートが「趣味はなんですか?」「休みの日はなにをしてますか?」という質問です。

そこからさらに深い話になると、いよいよ「どんな本が好きですか?」という質問が繰り出されるでしょう。

もし相手から好きな本を聞かれたら、どのように答えると好印象を残せるのでしょうか?




「なんだかんだ理論」は通用しない

以前、【「好きな本屋はどこ?」と聞かれたときの正しい答え方」】という記事のなかで、「なんだかんだ◯◯」の効力について取り上げました。

自分に好きな本屋がなくても「なんだかんだ」を付けておけば、万事上手くいきます。なぜ「なんだかんだ」は万能なのでしょうか?その理由は「全知全能感」を演出できるからです。「なんだかんだ」という言葉には「いろいろ知ったうえで、最終的に出た結論」といったニュアンスが含まれます。だから、本当はなにも知らないくせに「なんだかんだ」を付けておくだけで全能感が醸し出せるのです。とりあえず、自分が思いつく「有名な大型書店」を挙げておけば問題ありません。

なんだかんだ、という言葉を前に付けておくだけで「知ってる自分」を演出できます。

ですから、好きな本屋を聞かれたときには特に深い理由がなくても「なんだかんだ」を付けておけば万事OK。

ということは、「どんな本が好きなの?」という質問に対しても「なんだかんだ」は有効なのでは?
多くの人がそう考えるでしょう。

しかし、じつは「なんだかんだ」も万能ではありません。
こと、好きな本に関しては「明確な深さ」がないと、底の浅さを露呈することになりかねないのです。

なぜ、好きな本では「なんだかんだ」が通用しないのか?

「なんだかんだ理論」が通用しない理由について説明していきましょう。

結論からいうと、「好きな本についてはある程度の深い理解がないと見破られる可能性が高いから」といえます。

たとえば、たいして読みもしないのに「推理小説が好きです」と答えたとしましょう。

もし聞いてきた相手が本に対して精通している場合、あっという間に見破られます。

なぜなら、本が好きな人は「同類=仲間」を見つけると、容赦なく質問攻めをしてくるからです。

「推理小説だと、どんな設定が好きなの?密室殺人?検察モノ?」

このように聞かれてしまうと、「なんだかんだ◯◯」と答えた自分の浅さがあっという間にバレます。

好きな本屋の場合には、ある程度のゴマカシが効いたのですが、好きな本となるとそうはいきません。

なんだかんだに自分の体重をすべて預けてしまうと、相手に対して思わぬ失望感を与えることになりかねないのです。

好きな本を聞かれたら、どうやって答えるのが正解なのか?

それでは、もし自分がそこまで明確な答えを持ちあわせていない状況で「どんな本が好き?」と質問された場合には、どうやって答えればいいのでしょうか?

もっとも汎用性が高く、信頼を置けるのが「最近は◯◯」という答え方です。

「最近は◯◯」という答え方は防御力が非常に高く、なおかつ会話の流れをスムーズに保ってくれます。

なぜ、「最近は◯◯」が優れているのでしょうか?
その理由は、興味を持ちつつ、相手に主導権を委ねることができるからです。

そして、あくまでも最近知ったばかりだからそこまで詳しくはないよ、というニュアンスを相手に伝えることができます。

「◯◯」についての内容・知識を相手に乞いながら、懐に飛び込むことが可能です。

もし、好きな本を聞かれたときには「最近は◯◯です」という答え方をしておきましょう。

そうすれば、相手を失望させるリスクを回避しながら、自分の名声も見事に保つことができるはずです。

みなさんも、明日から「最近は◯◯理論」を活用してみはいかがでしょうか?