英語が話せるようになる!初心者におすすめしたい英会話の本7冊

訪日外国人が増えて、日本国内で外国人を見かける機会が増えましたよね。
その多くは中国人だったりするのですが、英語圏の人もたくさん日本に来日しています。

それだけ英語が求められることが多くなった日本人ですが、英語に自信がない人も多いのではないでしょうか。

今回は”話せるようになる”をキーワードに、おすすめの英会話入門書をご紹介します。




英語の勉強法で迷っている人はまずコレ!

何でもそうですが、あたらしいことを勉強するときに「効率的で効果的な方法」を知っておくことは非常に大切です。とはいえ、英語の勉強は、非常にさまざまな方法があって迷いがち。

スマホアプリもあれば聞き流すだけのスピードラーニングなんていう方法もありますよね。
でも、ハッキリ言っていろんな方法を”ツマミ食い”しているだけでは、英語力は身につきません。

本書では、なぜ英語が喋れるようにならないのか?という理由にはじまり、英語学習についての迷信や妄想をぶった斬ってくれます。

英語がなかなか話せない理由を整然と説明したあとは、実際に英語を話すための学習プロセスが事細かに書かれています。

それも、単純にリスニングをしましょうといった単純な内容ではなく、英語の習得に必要な以下の項目について徹底的に解説してくれます。

  • ・音読パッケージ(音読の効果)
  • ・短文暗唱=瞬間英作文
  • ・なぜ文法は必要なのか?
  • ・精読の重要性
  • ・とにかくたくさん読む=多読
  • ・語彙増強=単語を学ぶべきタイミング
  • ・リスニングトレーニングの実際

英語をどの程度のレベルまで求めるかは人それぞれですが、本書はあらゆる段階にも対応しています。
TOEICで満点を目指す人でも使えますし、海外旅行で簡単な会話をしたいという人でも大いに役立ちます。

英語を話す能力は短期間で身につくほど簡単ではありません。
「たった◯日で英語が話せるようになる!」なんていう残念な勉強本を読むのはやめて、まずは本書で勉強法の基礎体力をつけましょう。

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

英語を話すには簡単な英文を作ることが肝心!

社会人になって英語を学び直そうとする人のほとんどに共通することがあります。それはなにか?

ズバリ、「むずかしい英語の教本を買ってしまい、挫折する」。これに尽きます。

つまり、本当は中学レベルの英作文すら出来ないのに、そのレベルをないがしろにする人が多いのです。

たとえば、

  • 1.「あの猫はあなたのペットですか?」
  • 2.「この子たちは彼女の生徒です」

あなたは、この日本語文から英文を作ることができるでしょうか?
もし出来る場合、瞬時に口から出てくるでしょうか?

じつは、こうした一見すると簡単に見える英作文すらも、多くの日本人が苦手としているのが現実。

ちなみに正しい答えは以下のとおりです。

  • 1. Is that cat your pet?
  • 2. These children are her students.

こうした簡単な英作文を身につけようとしないで、いきなり中級以上の教本を選んでいては英語は上達しません。というより、挫折を呼びこむだけです。

前置きが長くなりましたが、こうした簡単な英作文を瞬時に繰り返すことで「英語回路」をつくろうとするのが本書です。

内容は非常にシンプルで、左ページに日本語の文、右ページに英文が書かれています。
それを上から瞬時に英訳する。これを繰り返すだけです。

こんなの余裕だよと思って始めてみると、これがけっこう訳せない。
「まずはこのレベルから始めないとヤバいんだな…」と、自分の英語レベルを図るうえでも参考になる1冊です。

”英語を話せるようになる”ということを念頭に置けば、絶対に避けて通ることはできない1冊といえるでしょう。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

自分がスラスラ読めるレベルの文章で音読をしよう

音読、と聞いてあなたはどんなイメージを思う浮かべるでしょうか?
もしかしたら多くの人は「中学生のときに授業でやった、あの無意味な学習」と考えているかもしれません。

しかし、じつはそれは大きなまちがい。音読は英語を話せるようになるためには、欠かせない必須のトレーニングなのです。

さきほど紹介した『英語上達完全マップ』には、音読の効果について以下のように書かれています。

英語上達の秘訣は、端的に言えば「文構造・意味が理解できる文を何度も肉体的に出し入れすること」です。音読はこれを効果的に行える方法なのです。

英文を理解しながら、繰り返し自分の口から発していく作業は、英語を、英語の語順で直接・瞬間的に受け入れる体質を養成し、リスニング力も含め英語の基底能力を総合的に高めてくれます。

音読も、英作文と同じように「ちょっと物足りないかな?」というレベルの教材を選ぶのがベストです。
自分がわかるレベルの文章をひたすら音読し、体から出し入れすることで、読む力はもちろん、リスニング能力をも鍛えることができます。

音読に使うのは、中学校のときに教科書で使っていたような文章を使うのがベスト。
オススメなのは『究極の英語リーディング』です。

この本はエッセイ、物語、記事、仕事で使うメール文など社会人に興味がある内容で構成されています。
それでいて英語の入門(1,000語)、初級(3,000語)、中級(3,000語)と段階別に分かれているので、習熟度に合わせてステップアップが可能。

1チャプターの文章が短めなので、短時間で効率的な学習が可能です。

CD付 究極の英語リーディングVol. 1 (究極シリーズ)

英文法の「なぜ?」に答えてくれる英文法の入門書ならコレ

英文法書のベストセラーである『Forest』と並んで、もはや英語を学ぶ人が1冊手元に持っておくべき本書。
どんなに小さな本屋でも、ほぼ確実に定番書として陳列されています。

英文法の本というと、堅苦しい印象を持つ人が多いかもしれません。
しかし、本書は他の類書とはちがいます。

その最大の特徴は「なぜ◯◯なのか?」という疑問に答えてくれることです。わかりやすくいえば、”英文法の理屈”が理解できます。

英文法の仕組みについて、その根拠まで細かく解説してくれる本はなかなかありません。

たとえば「go」という単語。これは「行く」という訳だけでは理解が足りません。
なぜなら、それ以外にも意味がたくさんあるからです。

goという単語が持つ「立ち去る」「通用する」「変化する」という他の意味について、その理由をわかりやすく解説してくれます。

受験英語とはおさらばして、”話すための英文法”ということを念頭に置くのであれば、『一億人の英文法』は強くオススメできる1冊です。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

英単語と熟語で効率的に身につける!単語集の決定版

英文法や音読は英語を話せるようになるためには重要ですが、やはり英単語の学習も欠かすことはできません。
こう言ってはなんですが、単語さえ聞き取れれば最低限のコミュニケーションは取れてしまうものだったりするからです。

英単語は初心者の人でも手を出しやすく、教本もいろとりどり、ラインナップが豊富です。
わたしもいろいろ試しましたが、結局落ち着いたのは「Duo3.0」でした。

アマゾンで売り上げナンバーワンを獲得するなど、名実ともに認められている英単語集にはどんな特徴があるのでしょうか?

その最大の特徴は、必要な英単語を熟語と文章で習得できるということです。
多くの英単語集は、単語だけをピックアップして暗記させようとします。

一方のDuoは、必要な単語と熟語を1冊に統合させています。

円滑なコミュニケーションができる英語を身につけるには、基本単語をマスターするだけでは不十分です。(中略)「簡単な単語しか使っていないのにネイティヴの会話がさっぱりわからない」という日本人にありがちな問題の根底には、この句動詞の知識がかけていることがあると思います。(Duo3.0より引用)

ただし、本書はやや語彙レベルが高めとなっています。
中学基本語(do/goなど)は掲載されておらず、大学入試、さらにはTOEIC600〜780点レベルの単語集です。

掲載されている英文や和訳文は、ネイティブ15名体制でチェックされており、ニュアンスが豊かに表現されています。
初歩の初歩を求める人にはオススメできませんが、次のステップとして英単語を学びたい人には満を持してオススメできる1冊です。

DUO 3.0

英会話の基本パターンを覚えるだけ!1000通りの表現を文庫サイズで

英文法をしっかりと理解して、それをもとに自分の口から英文を自然と発音する回路を持つのがネイティブのレベルです。

そのレベルに達するまでには相当な努力が必要ですが、そこまで頑張る必要があるのかと言えば疑問符がつきます。

もっと手軽に、英会話を楽しみたいという人には『英会話「1日1パターン」レッスン』を強くおすすめします。

英会話の表現が掲載されている本はたくさんありますが、本書の特徴は決まりきった会話表現の必修パターンがわかりやすく掲載されていることです。

I have〜(体の症状)、How can I〜(どうすれば〜できますか?)といった基本パターンがあり、そのパターンで表現できる文章を習得できます。

わたしが個人的におすすめしたいと考えるポイントは2つあります。

  • ・レイアウトが整然としていてわかりやすい
  • ・文庫本サイズで持ち運びしやすい

正直言って、同じような内容の英会話表現の本は他にもたくさんあります。
しかし、本書はレイアウトが非常に見やすく、実際に発音しながらどんどん英会話表現を読み進めることが可能です。

また、文庫サイズでここまで優れた英会話の本は他に見当たらず、持ち運びやすさ&気軽に読めるライト感がgood。

2016年2月5日付けで36刷ですから、かなりの発行部数に到達しているはずです。
このあたりも客観的に良本である証左になっていると思います。

「簡単でいいからとにかく英語を話せるようになりたい!」という人が、手軽に読むのにも適したおすすめの本です。

英会話「1日1パターン」レッスン (PHP文庫)

英会話のシチュエーションをリアルに体感できるトレーニング本

机に向かって勉強するだけでは英会話の能力を身につけることはできず、当然話せるようにはなりません。
やはり実際にネイティブと話をしてみて、自分の英語表現が通じるかどうかを肌で体感するのが一番です。

とはいえ、どうでしょう。英語を使って話す機会をつくるのはけっこう大変です。
最近はインターネット英会話などテレビ電話で学ぶこともできるようになりましたが、まだまだ手軽とは言えません。

また、いきなり英会話レッスンをしても、自分に最低限の能力がないと上達できないどころか、英会話の受講料がムダにすらなります。

英会話が必要になるシチュエーションを想定して表現を学ぶことができるのが、『絵で見てパッと言う英会話トレーニング』です。

この本はタイトルの通り、絵で見て自分がその場にいることをリアルに想定しながら英会話を進めることができます。

絵で見てパッと言う英会話トレーニング

出典:hon.gakken.jp

道を聞かれたとき、友だちから外国人を紹介されたとき、パーティーでピアノを披露してくれた人になど、自分がその場にいたらどんな表現が求められるかを想定して英会話表現を学んでいきます。

英会話を学びたいけど、まだ英会話教室に行く自信はない…という人におすすめの1冊です。

絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編 (語学書 単品)

個人的におすすめしたい「英会話本を読むベき順番」がコレ!

ここで紹介した本は、どれも英語を学ぶときに大変役立つものばかりです。
とはいえ、どの本を最初に読んで、次になにを読むべきか?ということを考えると、さらに効果的な英語学習が可能です。

個人的におすすめしたいのは、以下の順番で英語の本を読むことです。

まずは音読で英語学習の基本能力を養うことからはじめましょう。
おおよそ3回程度通読したあと、瞬間英作文にとりかかりましょう(並行して学習してもOK)。

英語の基本回路が自分のなかで確立できたと思ったら、はじめて語彙力(ボキャブラリー)に着手してください。

多くの人は手っ取り早く英単語集をスタートさせがちですが、それよりも英語の基本的な文法と英作文を鍛えてからのほうが英単語を効果的に身につけることができます。

あと、大切なことは1日10分でもいいから毎日英語にふれること
せっかく学習しても、間が抜けてしまうと振り出しに戻ってしまいます。

英語が話せるようになるのは、毎日のトレーニングが大切。いわば筋トレと似ているかもしれませんね。