「新潮社」とは、日本の出版社。
創立は1896年。新潮社は、その前身である新声社の解散をきっかけに創業者の佐藤義亮が興した出版社である。
文芸書をメインに発行しており、三島由紀夫賞をはじめ山本周五郎賞、小林秀雄賞、新潮ドキュメント賞など多くの文学賞を主催している。
1904年に新潮文庫の発行を開始。新潮文庫は1927年に刊行を開始した岩波文庫と並ぶ、日本の老舗文庫である。
日本には多くの文庫レーベルがあるが、新潮文庫の特徴にしおり紐が付いていることが挙げられる。
しおり紐はコスト面で高くつくため、ほとんど文庫レーベルでは付いていない。
他に新潮文庫の特徴としてカバーの色がある。
カバーの色は著者によって分かれており、隣合う作品には同じ系統の色は使用しないという原則がある。
初めて新潮文庫に収められる作品には原則として「白」の背表紙が割り当てられるが、後に継続して文庫に収録される可能性があるものや、後に再び同じ作者の作品が収められた場合は白以外の色が主に重版時に割り振られることとなる。
1904年文芸誌『新潮』、1956年『週刊新潮』の発行を開始した。
1981年には日本で初めてとなる写真週刊誌『FOCUS(フォーカス)』を創刊(2001年休刊)した。
【新潮社文学賞一覧】
【刊行雑誌一覧】
- 週刊新潮
- 新潮
- 小説新潮
- 芸術新潮
- 新潮45
- nicola
- ENGINE
- 月刊〇〇(タレントの写真ムック)
- 月刊コミック@バンチ
- ROLa
本社所在地:東京都新宿区矢来町71
公式サイト:新潮社