こんにちは、アユム [ @kot_book ] です。
今日も本屋へ行って、いろいろと物色してきました。
気になる小説もあったのですが、最近読書のたびに痛感する圧倒的な知識不足を解消するための本を探しました。
それはずばり、世界史の本です。
小説や歴史書を読むとき、たびたび世界史の知識不足を痛感します。
「この本、もっと知識があれば絶対おもしろいだろうな…」という場面がたびたびあるのです。
どんなジャンルを読むにしても、世界史の知識があるに越したことはありません。
というわけで今日は、以下の2冊の本を買いました。本を選んだ理由などを書いてみたいと思います。
- 『世界史・10の「都市」の物語』
- 『銃・病原菌・鉄』(上)
『世界史・10の「都市」の物語』
歴史書では有名な出口治明さんの本を初めて買ってみました。
僕が本を買うかどうかを決めるポイントは「立ち読みのときに時間を忘れるかどうか」です。
立ち読みするときは基本的に「立ち読みしている」という意識があります。
自分にとって必要な本か、読みたい本かを判別するために、意識してページをめくっています。
しかし、買うに値する本というのは、立ち読みしているという意識がいつのまにか消失しています。
つまり、本の内容にいつしか引き込まれて、立ち読みしていることを忘れてしまうのです。
ハッと我に返ったとき、初めて「あ、そういえば立ち読みしてたんだ」と気づきます。
こういう本は、おおむね買うべき本です。僕の経験上ですが、立ち読みで時間を忘れた本は失敗が少ないと感じています。
前置きが長くなりましたが、この本はまさに立ち読みしたときに時間を忘れさせてくれるものでした。
そしてもう一つ「むずかしい歴史用語をちゃんと解説してくれている」というのも購入の決め手になりました。
僕は世界史の入門書はそこそこ読んできたのですが、ちょっと踏み込んだ知識が出てくると途端に理解ができなくなります。
この本は歴史用語の説明が丁寧だったので、これなら安心して読めそうだということで購入に至りました。
『銃・病原菌・鉄』(上)
この本は、全世界で発行部数が120万部を突破した言わずとしれた名著です。
まだハードカバーが店頭で売られている頃から僕はずっと気になっていました。
なんといっても『銃・病原菌・鉄』というタイトル。このインパクトにずっと惹かれていました。
なかなか単語の羅列だけでタイトルをつくる本は見かけることがありませんからね。
とはいえ、装丁から滲み出る難読本の雰囲気に、なかなか手が出ませんでした。
最近は、むずかしい本にも果敢に挑める体質になってきたので、思い切って購入した次第です。
上下巻なので読破するハードルは高そうですが、長年恋い焦がれたほんですので、ゆっくりと丁寧に読んでいきたいと想います。
余談ですが、タイトルに「病原菌」と入っているせいか、コロナウィルスの発生とともに品薄状態になっているようです。
読破できるかは未知数ですが、これらの本は後日、書評記事として紹介したいと思います。