年に2回発表が行われる芥川賞と直木賞の候補作が6月19日に発表されました。
芥川賞は新人の純文学作家が対象の文学賞。
芥川賞の候補作は以下のとおり。
- ・戌井昭人「どろにやいと」(群像・1月号)
- ・小林エリカ「マダム・キュリーと朝食を」(すばる・4月号)
- ・柴崎友香「春の庭」(文學界・6月号)
- ・羽田圭介「メタモルフォシス」(新潮・3月号)
- ・横山悠太「吾輩ハ猫ニナル」(群像・6月号)
受賞者には正賞として懐中時計、副賞として100万円が贈呈されます。
一方の直木賞は大衆小説作品に贈られる文学賞で、現在は中堅作家を対象にしています。
直木賞の候補作は以下のとおり。
- ・伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文藝春秋)
- ・黒川博行『破門』(KADOKAWA)
- ・千早茜『男ともだち』(文藝春秋)
- ・貫井徳郎『私に似た人』(朝日新聞出版)
- ・柚木麻子『本屋さんのダイアナ』(新潮社)
- ・米澤穂信『満願』(新潮社)
受賞者には正賞として懐中時計、副賞として100万円が贈呈されます。
両賞の選考会は7月17日、東京・築地の新喜楽という料亭で行われます。
(追記:芥川賞は柴崎友香「春の庭」、直木賞は黒川博行氏「破門」に決まりました)
[参考サイト]新文化オンライン