洋書を多読!”Anne of Green Gables”(赤毛のアン)のあらすじ&感想【Oxford Bookworms レベル2】

洋書を多読!Anne of Green Gables(赤毛のアン)のあらすじ&感想【Oxford Bookworms レベル2】 Oxford Bookworms

あらためて思いますが、Oxford Bookwormsの表紙って素朴というか、あまりそそられないんですよね。

シンプルすぎるというか、引きがないというか…。とはいえ、洋書多読においては貴重な教材であることには変わりないので、文句は慎みます(笑)

さて、今日紹介するのは”Anne of Green Gables”(赤毛のアン)です。あらすじと読んだ感想をご紹介します。

“Anne of Green Gables”のあらすじ

両親を失い孤児となったアンが、他の家庭に引き取られて育っていくお話です。

アンは人よりも想像力が豊かな女の子です。それが良い方向に転がることもあれば、悪いことに転がることもしばしば。

大好きな女友達が結婚して自分から離れてしまうことを想像して泣いてしまったり(まだ子どもなのに)、刑務所から出てきた囚人の気持ちになって友達と遊んでいたらトラブルに巻き込まれたりと、良くも悪くも多感な女の子なのです。

そんな彼女は新しい両親のもとで大切に育てられ、お父さんにもお母さんにも可愛がられて成長していきます。

アンは勉強も得意で、名門校への進学も果たします。そして、彼女は成績優秀者となり、学費が免除されるほど勉強に打ち込むのです。

しかし、順調にいっていた彼女の生活も、両親の老いと病気で暗雲が立ち込めてきます。

大切にしてくれた両親と今後どうやって暮らしていくのか?彼女がどんな判断を下すのか?

心優しいアンとその家族や友人の物語です。

毒にも薬にもならない内容で少し残念だった

「赤毛のアン」といえば言うまでもない名作ですね。

ただ、じつは僕は読んだことがなくて、この洋書で初めて読了しました。

読み終えた感想というか、読んでいる最中から思っていたことですが「特に大きく心が動かされることはない」というのが率直な印象です。

ストーリーはアンが孤児として新しい両親に引き取られたあとの、学校や家での出来事が中心なんですが、その内容はどれも「ベースが平和」なんですね。あんまり起伏がない。だから、読んでて飽きてきます。

たしかに、作中でアンが信じられない想像力を働かせたり、家族のために一生懸命勉強する姿に心が洗われる部分はあります。ただ、それ以上でも以下でもないです。

日本では児童書として扱われていますが、先生や教育に悩む親が読めば得るものがあるかもしれません。

登場人物の多さをどう乗り越えるか

この本はOxford Bookwormsレベル2です。なので、そんなにむずかしくはないはず。

ただ、他の小説作品と同じように登場人物が多いため「このセリフは誰が言ってるんだ?」と混乱する可能性はあります。

そして、会話文が多いため、文中で「” “」(ダブルクオーテーション)が多く使われています。読むスピードを上げると、どこまでが会話文なのか(どこまでが ” ” で囲われているのか)を見落としがちなので、注意が必要です。

英単語自体はそこまでむずかしくありませんので、心配は不要かと思います。

赤毛のアンは名作なので、知っておいて損はないかなとは思います。ただ、洋書の多読にワクワク感とか起伏の多いストーリーを求めるなら本書はおすすめしません。

  • 【おすすめ度】
  • 2
Oxford Bookwormsレベル別の洋書シリーズ
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アユム

「読みたい本が見つかる」をコンセプトに、洋書・和書問わず読んだ本の感想を発信中。出版社や書店員としての勤務経験をもとに、読書についての話題を豊富に扱っています。いまは英語の勉強を頑張る日々です。株式会社ミシェルベース代表取締役。本のWebマガジン「コトビー」代表。

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