出版取次の知識

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書店、取次、出版社ではたらく人のための「出版業界の専門用語」をまとめました

出版業界特有の専門用語って覚えるのがけっこう大変ですよね。というわけで今回は、書店・取次・出版社で働く業界人が知っておくべき専門用語についてまとめました。
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アマゾンが日販への発注を停止!本の物流は取次を介さない直接取引へ

アマゾンが出版社の直接取引を本格化し、取次を通さない配送システムを本格化させようとしています。 以前、「書店と取次は大打撃か?アマゾンが本の直接集配で出版社との直取引を本格化」の記事でも紹介したとおりですが、今回は日販(日本出版販売)という具体的な社名まで取り上げられていることがポイントです。 アマゾンジャパンは(東京・目黒)は一部の既刊本について出版取次大手の日本出版販売(日...
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なぜ書店を支配する?日販とトーハンが本屋を欲しがる本当の理由

ここのところ、出版業界では取次会社が書店を小会社化する動きが目立っています。 子会社化しないまでも、株式を取得して強い影響力を持とうとする流れが起きているのは確かです。 最近の例でいえば、日販が文教堂の株式の28.12%取得して筆頭株主になったことが業界にインパクトを与えています。 なぜ取次が書店経営を”支配する”という流れが強まっているのでしょうか? ここでは日販とトーハンが...
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日販による雑誌の値引きが本格化?書店が80誌136点を100円引きで販売開始

雑誌の売り上げ低迷が出版業界に与える影響は大きく、その売上規模はついに書籍を下回ってしまいました。 大型書店よりも、特に中小の書店は雑誌の占める売り上げ割合が非常に大きいので深刻な事態となっています。 それだけ雑誌が読まれなくなっているわけですが、書店にとって雑誌は大きな商材であることに変わりはありません。 雑誌の返品率を低くし、もっと実売数を上げるための施策を日販が書店と雑協の...
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基礎からわかる太洋社の倒産ー自主廃業と自己破産、意味の違いとは?

太洋社が自主廃業の発表をしてから日にちが経ちましたが、結果的に「自己破産」という最悪の幕切れとなりました。 自主廃業と自己破産、この2つの言葉には一体どのような意味のちがいがあるのでしょうか? 太洋社が考えていたシナリオと合わせて解説していきたいと思います。 自主廃業は「お金がある今のうちに…」という考え方 当初、太洋社は自主廃業をすることを通知していました。 ...
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取次の流通網ってスゴイ…静岡県の本屋で感じた物流の大切さ

先日、仕事で静岡県に行き本屋を視察してきました。 場所は伊東市。海水浴や温泉でよく知られた街で、有名な本屋というのは皆無に等しい場所です。 地方の本屋を視察してみて、「取次の流通ってやっぱりスゴイかも…」と感じる部分もあったので合わせてご紹介します。 良い意味で黄ばんでる本を置く「文泉堂書店」 正直に言って「こんな場所で本当に本が売れるの?」と一目見たときに...
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今さら聞けない基本用語!出版・書店業界の超重要ワード5選

どんな業界にも、独自の言葉(用語)があります。 それを使っているだけで「おーなんか業界人っぽいね」なんて言われたりするものです。 出版業界・書店業界もご多分に漏れず専門用語が存在します。 しかしながら、じつは意外と知らない用語も少なくありません。 そこで今回は、いまさら恥ずかしくて人に聞けない出版・書店業界用語を5つご紹介します。 1.出版取次 出版取次(とりつぎ)とは、いわゆ...
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【衝撃】出版取次の栗田出版販売が倒産、民事再生へ

出版業界、書店業界ではたらく人にとってはショッキングなニュースです。 国内の出版取次で第4位のシェアを誇っていた栗田出版販売が、6月26日に民事再生法の適用を申請し、倒産というかたちとなりました。 近年はインターネットやスマートフォンなどコンテンツの多様化もあり、若者層を中心に書籍の販売数が減退するなかで、減収基調が続き財務面も悪化。同業者との業務提携やグループ内での経営効率化...
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パターン配本は悪影響?取次に仕入れを依存する本屋の大問題

出版社で営業をしていて感じるのは、やはり不可解な出版業界の慣習です。 その中でも、際立っているのが取次の強大な力です。 そして、その取次の力を良くも悪くも強く感じるのが「本屋の意向を無視した配本」であります。 今回は取次のそもそもの仕組みから、なぜ取次は自由に本を送りつけることができるのか?について考えてみたいと思います。 出版社の営業は「本屋の展開場所を勝ち取る仕...
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取次の報奨付き本が書店に大きなダメージを与える理由

日販やトーハンをはじめとする出版取次。 書店と出版社をつなぐ重要な役割を果たしている出版取次。 いつも頭が上りません。 でも今日は少しだけ、取次様の施策について苦言を呈したいと思います。 返品率、ああ、返品率 まず、取次は返品率を気にします。 返品率とは、書店が本を入荷した冊数のうちどれくらい返品にまわしたかを示す数字です。 わかりやすくいえば本を10冊仕入れて、...