英文法の勉強に『English Grammar in Use』をおすすめしない理由

英文法の勉強に『English Grammar in Use』をおすすめしない理由 おすすめ英語教材・本

英語上達を目指すうえで、避けては通れない文法の勉強。

文法書といえば『ロイヤル英文法』や『1億人の英文法』などが人気ですね。わたしはどちらも購入して読んだことがあります。

それなりに得るものはあったのですが、それでも文法書を好きになれませんでした。

そこで手を出したのが、一部の英語学習者に絶大な支持を得ている『English Grammar in Use』。

結論からいうと、たしかに良い本ではあるものの、純粋に文法を勉強したい人にはおすすめしません。

『English Grammar in Use』をおすすめしない理由

『English Grammar in Use』をおすすめしない理由
まず大前提として、僕が『English Grammar in Use』を読んだときの英語レベルはVersantスコア44点です。

「Versantってなんだよ」という人は、TOEICスコアでいうと700点くらいと思ってください。

個人差はあるにせよ、それなりに英語の読み書きはできるレベルであると自負しています。

さて、そんな英語レベルの僕ですが、『English Grammar in Use』は合いませんでした。

  • ① 練習問題の解答が巻末にあるので使いづらい
  • ② やっぱり理解するのに時間がかかる

① 練習問題の解答が巻末にあるので使いづらい

『English Grammar in Use』は左側に文法の解説、右側に文法の練習問題が書かれています。

文法書にしては練習問題の量が多いので、そこは非常に評価すべきポイントだと思います。

しかし、練習問題の解答が巻末に収録されているのがマイナスポイントです。しかも、切り離して使うことができません。

つまり、自分の答えをノートに書くか、答え合わせの都度、ページをめくって解答をチェックしなければいけません。

内容が良くても、文法書自体の使い勝手が良くないと、知らないところでストレスが溜まったりするんですよね。

気持ちよくスムーズに学習を進めるためにも、できれば解答を次のページに記載してくれたほうが良かったと思います。

まあこのへんはどの本も同じようなつくりになっているので仕方ないのかもしれませんが…。

② やっぱり理解するのに時間がかかる

『English Grammar in Use』は使い方次第では高い効果を発揮できると思います。

ただ、「読む人を選ぶ本」であることはまちがいありません。

『English Grammar in Use』を選ぶときにTOEICのスコアや英検が一つの判断材料になります。

しかし、そのスコアを鵜呑みにして本書を選んだとしても確実とはいえません。

実際、僕は本書を読んだときはTOEIC700点レベルでしたが、それでも読解に時間がかかるので挫折しました。

こればかりはその人の英語力次第になってしまうので、誰に合って誰に合わない本かは断言できません。

ただ、ある程度の英語力がある人でも、英文法を英文で学ぶメリットはあまりないと思います。

じゃあどんな人に『English Grammar in Use』はおすすめなのか?

『English Grammar in Use』は英語のまま英文法で理解する本です。

ですから、そのものズバリ「英語のまま英語を感じ取りたい、理解したい」という人におすすめです。

英語学習を長く続けていると、いろいろな試行錯誤があると思います。

そのなかの一つに「英語を英語のまま理解する」というものがあるはずです。これはつまり、英語を読んで日本語に訳さずに理解するということ。

もっとわかりやすくいえば、英語を見たときに映像や写真をイメージする感じでしょうか。

Appleと聴いて、「リンゴ」と考えるのではなく、リンゴそのものを頭に思い浮かべるイメージです。
apple
英語を日本語に訳してから理解しようとすると、どうしても読解スピードが遅れます。

しかし、英語をそのまま理解できれば、日本語に訳す時間がカットされるので、当然読むスピードや聞き取って理解するスピードがアップしますよね。

ですから、英語を読んだり聞いたりしたときに、日本語を挟まずに理解できるようになりたい!という人には『English Grammar in Use』が向いてます。

英語を英語のまま理解したいなら、自分の好きなテーマで

英語を英語のまま理解したいなら、自分の好きなテーマで
ただ、さきほども言ったように『English Grammar in Use』は英語レベルがそれなりに高くないと挫折する可能性大です。

個人的には「英文法は日本語で書かれた本(文法書)で理解する」と割り切って英語を勉強しています。

そのほうが理解が早いし、余計な時間もストレスもかからないからです。

英語を英語のまま理解する練習は、自分の好きなテーマで書かれた洋書を使って音読学習をするようにしています。

たとえば最近だと、アメリカ史について書かれた対訳本で英語の音読・多読をしています。自分の興味がある内容なので、全然苦になりません。

このほうが楽しいし、ストレスも少ない英語学習ができると思いますよ。

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アユム

ライター。書店と出版社での仕事を経験後、本と英語のWebマガジン「コトビー」を運営。2017年より株式会社ミシェルベース代表取締役。現在の目標は1日1冊、洋書を読むこと。1988年、千葉県生まれ。読書量は年間200冊ほど。

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