洋書の多読については初心者の域を出ていない私ですが、最近Kindleで洋書を読むようになってからだいぶ読書がはかどるようになりました。
なぜなら、知らない英単語が出てきてもスグに意味がわかるから。
洋書で詰まりがちな「知らない英単語」は、Kindleを使うことであっという間に解決します。
ただし、Kindleで洋書を読むことのデメリットもあるので、そのあたりをくわしく解説しますね。
Kindleで洋書を読む最大のメリットは「辞書機能」
すでにご存知の人も多いでしょうが、Kindleには辞書機能が付いています。
画面にある英単語をタップするだけで、英和辞書(英英辞書も可能)が表示されるので、意味をすぐに確認することがができます。
見たほうが早いですかね、こんな感じです↓
調べたい英単語をタップすると青く反転して、そのスグ下に単語の意味が表示されます。
もっとくわしく調べたいときは、Full Definition というボタンをタップすれば、くわしい辞書が起動します。
推測読みがしづらいという弊害もある
Kindleの辞書機能は、サッと検索できてすぐに意味がわかるのでとても便利です。
しかし、洋書の多読で重要とされている推測読みの妨げになる可能性もあります。
推測読みというのは、知らない英単語が出てきたときに、文脈から意味を推測して読み続けるというもの。知らない英単語が出てきても、調べないということですね。
知らない英単語を調べるのは大事ではありますが、調べすぎると英語をスラスラ読むための回路が形成されにくいのも事実。
あと、単語を辞書で調べるのってけっこう苦痛だったりするので、単純に洋書を読むのがキライになるリスクも孕んでいます。
ですから、いくらKindleの辞書機能が便利だからといって、多用しすぎるのも考えものです。
わたしは、知らない英単語が出てきても辞書を使わないようにしてます。我慢です。
でも、その知らない単語が2回出てきた段階で辞書を引きます。なぜなら、その単語はその本の中で繰り返し登場する可能性が高いからです。
このように、「繰り返し出てくる知らない英単語は辞書を引いてOK」というルールを決めることが、Kindleの辞書機能を最大限生かすコツなのではないかと思います。
豊富な洋書を安く買えるのもKindleの魅力
洋書を本屋で手にとったことがある人はわかると思いますが、洋書って高いんですよ。
為替のせいでもあるんですが、単純に日本国内に届けるまでの流通コストが上乗せされているからです。
だから、本屋で気軽に買って多読するには洋書の値段は高すぎます。
そもそも、日本国内の本屋で洋書を扱っているのは専門店か大型書店だけなので、手に入れづらいんですよね。
しかし、Kindleであればわりと安い値段で洋書が買えますし、なにより種類が圧倒的に豊富です。
Kindleであれば世界中の洋書を気軽に探すことができるので、自分にあった作品を深掘りすることができます。
最近はLouis Sacharの”There’s a boy in the girls’ bathroom” を読んでます。