有名なのにまったく読んだことない!
同じ境遇の方、多いのではないでしょうか。
本をあまり読んだことをない人が、小説の入り口として求める作品。
その筆頭が東野圭吾の小説です。
そこまで本を読まない人に「好きな本ある?」と聞くと、多いのが「東野圭吾とか伊坂幸太郎は読んでるよ!」という返答。
正直、私は東野圭吾の作品を読んだことがありません。
出版業界に生きる人間としてどうかと思いますが、どうしても手が出ません。
それでも、話題に入っていくためにやはり知っておいた方が無難だと思うのです。
そんな人でもこれを読めば今日から「東野圭吾知ったかぶり王」に君臨できます!
東野圭吾を知るための6つのウンチク
さて、それでは東野圭吾について知っておくべき知識を紹介していきましょう。
生年月日と出身地
誕生日は1958年2月4日(2014年現在56歳)。大阪府大阪市生野区出身。
出身大学と就職先
大阪府立大学工学部電気工学科卒業。
ちなみに在学中はアーチェリー部の主将を務めていた。
大学卒業後は日本電装株式会社(現・デンソー)に技術者として入社する。
作家としての道のり
デンソーで勤務をしながら小説を書き始める。
1983年に『人形たちの家』を江戸川乱歩賞に応募。落選。
翌年には『魔球』を同賞に応募するも最終選考で落選。
そして3度目の正直。1985年に『放課後』でついに江戸川乱歩賞を受賞した。
今となっては売れっ子作家だが、文学賞に15回も落選したことのある苦労人である。
家族関係
- ・デンソー入社後に結婚したが、すでに離婚している。
- ・客室乗務員をしている姉と、教師の姉の3人兄弟。
- ・作品の中で、こうした職業を参考にすることが多い。
文学賞の受賞歴
直木賞は5回も候補になりながら、なかなか受賞できなかった。
2014年からは直木賞の選考委員をつとめている。
エピソード
- ・学生時代から映画が好きで、今でも映画監督になりたいと思っている。
- ・自分の作品の映像化に関しては、脚色を受け入れている。
- ・『容疑者Xの献身』は当初『容疑者X』というタイトルだったが、出版するときに改題された。
- ・「ガリレオシリーズ」主人公・湯川学の口ぐせ「実に面白い」は原作にはない言葉。
以上、東野圭吾トリビアでした。