「ISBN(アイエスビーエヌ)」は、国際標準図書番号(International Standard Book Number)の略称。
市販されている書籍にコード番号を割り振り、流通を合理化させたもの。
基本的には書籍にバーコードという形で付与されています。
国籍コード(日本のコードは4)、出版コード、分類コード、製品コードを含み、コンピューターの読み取りによって、その書籍がどこの出版社から出版されたどのような本かなどがわかるようになっています。
日本では昭和57年から使用を始め、ISBNには新・旧の規格があります。
【旧規格「ISBN-10」】
2006年12月31日までは10桁で表されていました(ISBN-10)。
例)ISBN ◎-▲▲▲▲-■■■■-●
- ◎「グループ記号」→出版物の出版された国や地域、言語圏を表す
- ▲「出版社記号」→出版社ごとに割り振られた番号。出版社の出版点数により異なる
- ■「書名記号」→出版された書籍固有の番号
- ●「チェックデジット」→検査数字。入力した際に誤りがないか確かめるための番号
【新規格「ISBN-13」】
出版社記号が足りなくなってきたため、2007年からは13桁が使用されています(ISBN-13)。
例)ISBN ◯◯◯-◎-▲▲▲▲-■■■■-●
- ◯◯◯「接頭記号」→978または979のいずれかを使用する
- ◎「グループ記号」→出版物の出版された国や地域、言語圏を表す
- ▲「出版社記号」→出版社ごとに割り振られた番号。出版社の出版点数により異なる
- ■「書名記号」→出版された書籍固有の番号
- ●「チェックデジット」→検査数字。入力した際に誤りがないか確かめるための番号