株価が上がっています。
先日、今年の最高値をつけるなど株価は高く吹き上がっています。
そんな今だからこそ、株でひと儲けしたい!っていう人が続出しているようです。
その証拠にビジネス書では投資関連の本、特に入門書の売り上げが非常に伸びています。
というわけで今回は「株の初心者にオススメの本」を3冊ご紹介いたします。
何から株をはじめればいいのか全くわからない人はコレ!
株をやりたいといっても、本当の初心者は何から始めればいいのかサッパリわかりません。
ですから、そんな人は「そもそも株式ってなに?」ってところから知っておく必要があります。
株の入門書は、もうそれはイヤになるくらい出版されていますが、特にわかりやすくて売れ行き好調なのが『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門』です。
初心者にやさしいつくりになっていて、オールカラーで大変読みやすい内容になっています。
株式投資の「そもそも」のところについての説明も詳しくされていますし、株式投資のコワイところにもきちんとふれています。
「株をはじめてみたいけど、右も左もわからない…」という人には打ってつけの1冊。
まずはこの本から始めて、少しずつ応用的な内容を勉強していくのが良いのではないかと思います。
めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版
株の投資をチャートで始めてみたい!という人はコレ
株式投資でトレードをするにあたって、「どの情報をもとに投資判断を行うか?」は非常に重要になってきます。
何となく、今の気分であてずっぽうに買うのもたまにはいいかもしれません。
ただ、そのやり方だと投資判断の材料が安定しないので長く稼ぎ続けるのはどうしても難しくなってしまいます。
ではその「投資判断」は何で行うのでしょうか?その1つがチャートを使った株式投資です。
いわゆるローソク足という棒を使って株価の動きを記録していきます。
チャートによる投資は、このローソク足をの動き方やカタチを見て買い判断・売り判断をします。
そのチャートについてわかりやすく書かれているのが『たった7日で株とチャートの達人になる!』です。
チャートなどを使った投資判断のことをテクニカル分析と呼びますが、この本はまさにテクニカル分析の決定版。
チャートについて解説されている本はたくさんありますが、この本が特に優れているのはその豊富な実例。
過去に実際にあったチャートの動きを、問題形式で出題しているので、実践にも応用できる内容です。
テクニカル分析には「デイトレ」「スキャルピング」「スイング」という3つのトレードスタイルがあります。
まずはデイトレード(デイトレ)とスキャルピングのちがいについて。
デイトレは買った銘柄をその日のうちに売却決済したりして1日で損益を完結させることをいいます。
1番ポピュラーな手法で、数十分〜1日くらいの期間でトレードを行います。
一方のスキャルピングはもっと細かい期間でトレードを行います。
デイトレはだいたい1日単位ですが、スキャルピングは数秒〜数分単位で利益を確定します。
つまりいま買って、ほんの少し株価が動いただけで売却をして利益を確定するやり方がスキャルピングです。
1回あたりの利益は少なくなりますが、その分たくさんの取引をして数を稼ぎます。
売買の期間が短いので株価の動きが読みやすいという特性を使ったトレードのやり方といえます。
そしてスイングトレードとは株を数日間かけて売買する手法のことを指します。
こうした説明についても本書でくわしく解説されています。ぜひ1度ごらんください。
企業をきちんと分析して株を買いたい!という人にはコレ
もう1つ、株を買うときの判断材料として知っておきたいのが、それぞれの会社の実績や景気状況などをもとに株を売買する手法です。
これをファンダメンタルズ分析といいます。
つまり、この会社の株を買いたい!と思ったらいろんな方法でその会社の業績を調べるわけです。
それで「この会社の株価は上がりそうだ!」と判断したら、株を買います。
そのファンダメンタルズ分析についてわかりやすく書かれているのが『株式投資の学校ファンダメンタルズ分析編』です。
カバーのデザインがやや重厚な印象ですが、初心者にも大変わかりやすく書かれています。
株の選び方から買い方までが具体的に載っているので、実際に買うときにも非常に役立ちます。
そして類書とちがうのは「買ってから売るときのタイミング」についての解説がされているところです。
ファンダメンタルズ分析の本って「頭で考えて終わり!」っていうのが多かったりします。
その点、この本は頭でしっかりと考えて、行動を移すときに背中を押してくれる内容です。
手元に置いておいて、まさに「教科書」として長く活用できる1冊です。
さらに確実に儲けるための実践的な方法が学べる! 株式投資の学校[ファンダメンタルズ分析編]
まずは株式投資の口座を開いてみよう
「株に興味があるけど、なにから始めればいいの?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そういった人は、まず株式口座を開くところからはじめてみましょう。
株式口座を開くことで、取引に必要な株価情報をカンタンに得ることができますし、高機能なツールが無料で使えるメリットがあります。
株式投資ができる会社はさまざまですが、初心者の人は手数料が安いネット証券にしましょう。
手数料が安いと利益が手元に多く残るので、モチベーションアップにもつながります。
ネット証券にもいろいろ種類があります。
そのなかでもオススメなのが、手数料が安くて取引ツールが初心者でも使いやすい「GMOクリック証券」です。
2015年度オリコン顧客度満足ランキングネット証券部門で総合第1位を獲得する実績ある会社なので、初心者にも安心です。
口座開設は無料ですので、まずは最初の一歩として申し込みをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
株価が上がれば、それだけ稼ぐチャンスは広がっています。
そして、特に今後も厳しくなる出版業界ではたらく人にとって「稼ぐ」ことはより重要になってきます。
複数から収入を確保しておく。こうした考え方が生活をより豊かにしてくれることは間違いありません。
まずは少ない金額から、なんとなく始めてみるのもアリなのではないでしょうか。