若者のクルマ離れがあったり、カーシェアリングの普及で世間の車への関心は減る一方。
しかし、車は日本にとって大きな産業ですし、何より車は見ても乗っても楽しい。
個人的にはもっと車好きが増えて欲しいなと長らく思い続けています。
日本国内の車のイベントといえば東京モーターショーが有名ですが、それ以外にも1年中車を楽しめるステキなスポットがあるのをご存知でしょうか。
その名も「MEGA WEB」。
お台場にあるスポットなのですが、じつはココ、車の展示だけでなく車の書籍・雑誌が非常に充実しています。
車好きはもちろん、車にそこまで興味がない人が言っても楽しめるスポット「MEGA WEB」についてご紹介。
今回の取材で、「なんだよ、お台場ってメチャクチャ楽しい街じゃん」と惚れ直すこととなりました。
”見て、乗って、感じる”車のテーマパーク
MEGA WEBとは、トヨタが運営するテーマパークでお台場のヴィーナスフォート隣にある施設です。
カンタンに言ってしまえば車の展示場なのですが、展示してある車がとっても豊富。
「トヨタ シティショウケース」エリアには、トヨタの現行モデルが約80台展示してあるのですが、これだけの台数をまとめて見られる展示場は非常に貴重です。
なにより、展示してある車は自由に乗り降りできるので、内装をじっくり楽しむこともできます。
歴代の名車が一堂に会する「ヒストリーガレージ」
現行モデルを見るのも十分楽しいのですが、MEGA WEBには歴代の名車をまとめてチェックできるエリアがあります。
それが「ヒストリーガレージ」です。
ここには1950~70年代に活躍した日本を含む世界中の名車や旧車が並んでおり、当時の街並みが再現されています。
上手い例えが出てきませんが、ディズニーランドのような”テーマパークの雰囲気”満載なので、車好きはもちろん、家族連れでもバッチリ楽しめます。
トヨタが運営しているにも関わらず、ホンダや日産、さらにはシボレー、フィアット、ポルシェなどといった世界中のメーカーも並んでいるところに好感が持てます。
個人的にはダットサン 1000トラック G222型が好みでした。
ここなら見つかる!車のカタログ、書籍・雑誌が超充実
ヒストリーガレージの中には、車好き&本好きが最高潮にテンションの上がるエリアがあります。
それが「コリドー」と呼ばれるエリア。ここには高さ3mの棚に、国内外の書籍・雑誌や各メーカーのモデルカーが並びます。
車の本がたくさん並んでいて、立ち読みを自由にできるのが何とも嬉しいところ。
こういう展示場って本をディスプレイでしか使わないことが多いので、MEGA WEBはかなり評価高いです。
1階に降りると、いま発売している車雑誌などをはじめとするマガジンコーナーがあるのでオススメ。
そこには車をモチーフにしたカフェもあるので、本や車を眺めながら一息つくのもいいですね。
車好きならずとも楽しめる車の一大テーマパーク。こんなに充実して、入場無料。これは行かない手はありません。
今回の取材で、お台場の価値が大幅アップしました。次のお休みにでもぜひ足を運んでみてください!車好きが好きになること間違いなしですよ。