挫折しないで最後までやり遂げる。目標を達成する具体的な手法『やり抜く人の9つの習慣』

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挫折しないで最後までやり遂げる。目標を達成する具体的な手法『やり抜く人の9つの習慣』おすすめ本・書評

こんにちは、アユム [ @kot_book ] です。

英語学習、資格の勉強、禁煙、ダイエット…など、最初はやる気満々だったのに、なかなか長続きしないことってたくさんありますよね。

モチベーションが起きなかったり、「これ本当にやる必要ある?」みたいな疑い・不安が強くなったりして、途中でやめてしまった経験がある人は多いはず。

じつはそれ、目標を達成するための手法を知るだけで、あっさり解決できちゃうかもしれません。

今回紹介する『やり抜く人の9つの習慣』という本は、タイトルからはイメージしづらいですが、勉強や仕事などで決めた目標を最後までやり遂げるための手法が具体的に書かれています。

【要点まとめ】目標を達成するためのステップ

まずはこの本の要点をまとめて見ておきましょう。

目標を達成するための具体的な手法・ステップは以下のようになります。

  • ① 目標を具体的に決める
  • ② 目標達成を邪魔するものを書き出す
  • ③ if-then プランニング(もし◯◯なら、〜する)を決める
  • ④ 途中経過を振り返る。フィードバックを得る
  • ⑤ モチベーションを保つ

ひとことで言うなら「目標を決めて、障害を取り除き、フィードバックを得ながら、モチベーションを保つ」というのが目標達成のために取るべきステップです。

というわけで、それぞれのステップについてくわしく見ていきたいと思います。

① なによりもまず、具体的な目標を決める

なによりもまず、具体的な目標を

最初にやるべきことは「具体的な目標を決めること」です。

これをやるぞ!と決めたときには、大なり小なり「目標」があるはず。その目標をなるべく具体的に落とし込むことがなによりも重要です。

具体的に、というのは「目標を達成したことが、客観的にわかる」ということです。

わかりやすい例だと、英語の資格がそうですね。「英語を喋れるようになるぞ!」という目標だけでは、どんな状態になったら”喋れる”と言えるのかがハッキリしません。

しかし、「半年後にTOEICで700点を取る」というのは、目標が具体的で客観性があります。

他にも「頑張って痩せるぞ!」というダイエット目標だと「どうなれば痩せたことになるの?」という疑問が生じます。

そうではなく「このジーンズが履けるようになるまで痩せる!」とか「6ヶ月で5kg痩せる」という具体的な目標を決めるべきということです。

具体的な目標が与えてくれる2つのメリット

具体的な目標を決めることで、2つのメリットを得ることができます。

  • ▪ 挫折を防いでくれる
  • ▪ 目標を達成するための、具体的な「やるべきこと」が見えてくる

目標が具体的だと、「もうダメぽよ…」「今日はやる気が起きないのら…」という挫折の危機にも対応しやすくなります。

【目標が具体的=成功したときのイメージがしやすい】ということでもあるので、挫折しそうになっても立ち直りやすくなるのです。

また、具体的な目標は「やるべきこと」を具体的に教えてくれます。

たとえば、「6ヶ月で5kg痩せる」という目標であれば、1ヶ月あたり1kg弱の減量ということになり、そこから1日あたりのカロリー摂取量を計算できるので、運動や食事のパターンを決めやすくなります。

② 目標達成の途中に、どんな障害があるか?

目標達成の途中に、どんな障害があるか?

目標を決めたら、次は「どんな障害があるか?」を考えていきます。

目標がハッキリしたからといって、そこまでスムーズに行くことはありませんよね。なんらかの”邪魔”が入ることは確実です。

ですから、まずはその障害となりうるものをピックアップして、障害にぶつかっても対処できるようになります。

そうすることで「いま自分に足りないもの」がはっきりし、「障害を取り除くために何をすべきか?」がイメージしやすくなります。

ここでは一例として、英語を身につけるという目標にあたっての障害をピックアップしてみました。

  • 英語学習における障害
  • ▪ 勉強するモチベーションが低下するときがある
  • ▪ 「本当にこの英語学習法で合ってるの?」と疑問を持つことがある
  • ▪ 外国人と話すときに緊張する

こんな感じで障害を挙げておくことで、自分に足りないことや対処法を考えるキッカケになるのです。

③ 超便利な「if-thenプランニング」

超便利な「if-thenプランニング」

if-thenプランニングというのは「もし◯◯なら、〜をする」というルールを決めることです。

たとえば、

  • 自宅で仕事中にやる気が0になったら(if)
  • → カフェなど場所を変えて作業をする(then)
  • 平日夜11時になったら(if)
  • → 30分読書をしてから寝る(then)

というのがif-thenプランニングです。

いわゆるスケージュール決めに近いのですが、行動を決めてルール化してしまうことで、自分に対する強制力がより強く作用するようになります。

実際、僕も自宅で作業しているときはこのif-thenプランニングに従っています。

僕はモチベーションの浮き沈みが非常に激しく、5分前までやる気MAXだったのに、気づいたら「今日はなんにもやりたくない…」という気持ちになっていることがよくなります。

そんなとき「もしやる気が0になったら、車の中で作業をする」というif-thenプランニングを実践しています。もちろん、カフェもいいですし、自宅内で他の部屋に移ってみるだけでも効果ありです。

余談ですが、車での作業はけっこうおすすめです。セダンだと厳しいかもですが、ミニバンや軽ハイトワゴンなら快適に仕事できます。

僕はN-BOXに乗っていまして、後部座席のテーブルでよく作業してます。

④ 途中経過を振り返る。フィードバックを得る

目標達成への道のりが本当に正しいのか?自分は本当に成長できているのか?

「目標までの距離」を知るためには、フィードバックが必要です。ようするに、ここまでの振り返りですね。

この本のなかでは、

  • ▪ 「自分自身」でモニタリングする
  • ▪ 「信頼できる家族や友人」に頼む
  • ▪ 目標の分野で「成果を出している先輩」に頼む

というフィードバック方法が紹介されています。

ダイエットを例にとるなら「週に1回、体重を計る」「食事ノートを見返す」「家族に励ましてもらう」などのやり方があります。

英語学習を例にとるなら「3ヶ月に1度、TOEICを受験する」「英語講師に進捗をチェックしてもらう」などの方法があります。

自分がどれだけ伸びていて、目標達成のためには何が足りないのかを明確にするのがフィードバックです。

フィードバックをすれば、目標までの距離を正確に知ることができますし、軌道修正も可能になります。

⑤ モチベーションを保つ

モチベーションを保つ

いかにしてモチベーションを保つか。これは目標達成において、最も重要なポイントの1つだと思っています。

モチベーションが下がったときに何をすべきか?これも、先ほど紹介した if-then プランニングが役に立ちます。

  • 本当に英語力が伸びているのだろうか?と感じたら(if)
  • → これまでの成果(TOEICや英検)を振り返ってみる

こんな感じで、振り返ることができたら、モチベーションを保つことができます。

あと、身もふたもない話になってしまいますが、そもそもモチベーションに期待しないということも大切です。

「モチベーションがあるからやる」というのは、モチベーションに依存しているとも言えます。

つまり、モチベーションの有無に関係なくやれる状態にするというのも重要な考え方です。

具体的には「習慣化」があります。日々やるべきことを習慣化してしまえば、モチベーションとは無関係にやるべきことをやれるようになるからです。

たとえば、読書習慣がそうです。「本を読まなきゃ」と考えている段階では、まだモチベーションに頼っている状態です。

しかし、読書の習慣化が成功していると「考えるまでもなく本を読んでいる」という状態になるので、モチベーションという概念がそもそも出てきません。

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目標達成は5つのステップで十分

この本では「9つの習慣」という言葉がタイトルについていますが、僕が読んだ限りでは、ここで紹介した5つのステップを踏めば必要十分だと感じました。

たしかに、9つの習慣を丁寧に踏襲すれば、目標達成はより明確なものになるでしょう。

ただ、やるべきことが多すぎると「目標を考える前の段階でイヤになってしまう」可能性があります。

なので、僕としては自分にとって必要なポイントだけをおさえて実践するのが良いと思っています。

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Profile
Ayumu Yuasa

ライター / 散歩好き
書店員および出版社での仕事を経験後、独立。2013年に読書ブログ「コトビー」を開始しました(月間約10万PV)。2017年に会社を設立(社員は0人)。本と本屋が好きです。このブログでは読書や書評記事を書いています。

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