出版・書店業界用語

「部戻し」とは?仕組みをわかりやすく解説

「部戻し」とは、出版社が取次へ本を卸した時に売り上げ金額から差し引かれるもの。 部戻しの割合は本体価格の3〜5%とされ、これは取次会社によって異なる。 出版社は正味で取次に本を卸すが、部戻しはその正味に上乗せするかたちで取次に差し引かれる。 例えば、1000円の本の正味が67%の場合、この本が売れた際には取次から出版社に670円の支払いが行われる。 しかし、ここに部戻しが発生す...
雑誌の知識

【なぜ「an・an」なのか?】雑誌名の由来と発行部数の推移を合わせて解説

女性誌「an・an(アンアン)」の由来は諸説ありますが、「じつは意外な人物が名付け親だった」というのが定説となっています。ananの由来と発行部数の推移をくわしく解説します。
出版・書店業界用語

音羽グループ

「音羽グループ」とは、講談社とその傘下にある光文社、星海社、キングレコード、日刊現代などを中心とする出版グループのこと。 「音羽」という名前は講談社の本社所在地である東京都文京区音羽に由来する。 この音羽グループに対して、出版業界には小学館、集英社をはじめとする一ツ橋グループが存在する。
出版・書店業界用語

「日販パートナーズ契約」とは?仕組みを解説

「日販パートナーズ契約」とは、日販が本の返品率を下げ、売り上げを向上させるための施策。 版元が日販に料金(報奨金)を支払い、自社の本を売り出してもらう。 書店は日販パートナーズ契約に従って本を販売し、該当する本を販売する事で出版社から報奨金を受け取ることができる。 この契約における三者のメリットについては以下の通り。 【出版社】 報奨金を支払うことで、自社の本を日販に優先...
本の知識・雑学

知っておきたい【発行部数】と【実売部数】のちがいとは?

こんにちは、アユムです。 本の広告には様々なものがありますが、特に見られる広告が『〇〇万部突破!』という広告ですよね。 この、部数はいったい何を基準にしているのでしょうか? 「発行部数」は実際に売れた本の数ではない! 『〇〇万部突破!』という広告は、一見すると、その数だけ本が売れたんだ(実売部数)と考えてしまいがちです。 しかし、実際のところ、『〇〇万部突破!』という表記は「...
出版・書店業界用語

フリー入帳

「フリー入帳」とは、書店が自由に返品できる条件で仕入れる本のこと。 書店は取次や出版社と様々な条件をもとに書籍を仕入れる。 注文品や買い切り品の場合は返品ができないが、フリー入帳の場合は原則、自由に返品をする事ができる。
出版・書店業界用語

一ツ橋グループ

「一ツ橋グループ」とは、日本の出版社である小学館と集英社で構成される出版系列である。 小学館は主に小学生向け雑誌等の出版を行っていたが、娯楽雑誌を発行する部門として集英社を創設した。 のちに、小学館も娯楽雑誌部門に進出し、現在両者は競合関係にある。 一ツ橋グループという名称は小学館および集英社の本社がある東京都千代田区一ツ橋の地名に由来する。 一ツ橋グループは他に祥伝社、白泉社...
出版・書店業界用語

常備寄託

「常備寄託(じょうびきたく)」とは、出版社、取次、書店が契約を交わし、一定期間のみ商品を陳列すること。実務上は単に「常備」と呼ぶことが多い。 書店は常備寄託に指定された本については期間中、返品することができない。常備の寄託期間は通常、1年間が多い。 常備寄託の本が売れた場合、書店はすみやかに該当する本を仕入れる必要がある。 本の仕入れ代金は、その本が売れた段階で支払いが発生する。...
本の知識・雑学

『重版出来』の読み方とは?意外と知らない意味とウラ事情

「重版出来」の読み方と意味をわかりやすく解説。重版出来は、本が売り切れたとき増刷してできあがった本のことです。読み方をまちがえる人が多いので注意しましょう。
出版・書店業界用語

延勘とは?

「延勘(のべかん)」書店が取次に払う仕入勘定を先延ばしにする契約のこと。 契約条件は様々あり、勘定を3ヶ月延ばすことを「3延(さんのべ)」などと呼ぶ。 延勘は書店で大規模なフェアが行われる場合などに適用される。書店は本をまとめて仕入れるときに資金がかさむため、代金の支払いを延期することで本を仕入れるハードルを下げることができる。 また、代金の高額な本に関しても適用されることがある。 ...