雑誌読み放題サービスは乱立していて、結局どれを選べばいいかわからないという人も多いはず。
雑誌に特化して選ぶなら、わたしは楽天マガジンかdマガジンをおすすめします。
今回は実際に楽天マガジンを使ってみて感じた長所と短所をレビューいたします。
最強との呼び声のある楽天マガジンのスペック
楽天マガジン | |
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料金 | 380円(税別) |
読める雑誌数 | 450誌以上 |
無料お試し期間 | 31日間 |
使える端末数 | 最大7台 |
楽天マガジンはあらゆる雑誌読み放題サービスのなかで最安料金で利用できます(2019年2月時点)。
そして読める雑誌数は500誌以上と、最大手のdマガジンに引けをとりません。
また、無料のお試し期間が31日間あるので、試してみて納得してから入会することができます。
操作はいたってシンプルで使いやすい
楽天マガジンは操作がしやすく、いたってシンプルで使いやすいです。
まずアプリを開くと、最新号の一覧が表示されます。
縦にスクロールすると、ジャンルを横断してすべての雑誌が表示されます。
この一覧性の高さは、dマガジンよりも良いです。ザッと見渡したいときには重宝すると思います。
読みたい雑誌をタップすると、雑誌の詳細情報とバックナンバーが表示されます。
実際に読む場合は、【雑誌を読む】をタップすることで雑誌が開けます。
操作性の欠点はここにあるかもしれません。dマガジンは、雑誌の表紙画像をタップするだけでスグに開けます。
読むまでにワンタップ多いのは意外とストレスなので、楽天マガジンのこのワンアクションは余計です。
読める雑誌は多いが、週刊文春や新潮が読めないのはダメ
読める雑誌数は500誌以上なので、これだけ聞くと十分に思えます。
しかし、数字だけで判断するのは良くありません。やはり自分が読みたい雑誌があるかどうか、そこがポイントです。
楽天マガジンは主要な雑誌は読めるのですが、週刊文春と週刊新潮が読めないのはいただけません(2019年2月時点)。
これは私の好みということでもあるのですが、文春と新潮は週刊誌の発行部数ランキングでも上位を争う雑誌です。この2誌があるかないかで、雑誌読み放題の真価が決まるといっても過言ではありません。
そのぶん、dマガジンでは読めないナショナル・ジオグラフィックやアサヒ芸能が読めるメリットはありますが…。
記事単位で検索できない楽天マガジンに物足りなさを感じる
楽天マガジンは操作がシンプルな反面、気の利いた機能は付いていません。
比較すると、たとえばdマガジンには【記事から選ぶ】というタブがあって、「芸能・エンタメ」、「経済・ビジネス」などの記事を雑誌を横断して読むことができます。
あとこれまたdマガジン礼賛になってしまいますが、dマガジンが独自に編集をした【おすすめ】タブがあって、テーマごとに特集が組まれているのもポイントです。
いずれもけっこう便利なのですが、楽天マガジンにはその機能がありません。
読めないページがあるのは雑誌読み放題の宿命?
楽天マガジンには読めないページがあります。
読めないページというのは、紙の雑誌ではあるはずのページがカットされているということです。
「続きは紙の雑誌を読んでね」というメッセージが含まれているかもしれませんね。
そのため、その雑誌が好きで全部読みたい!という人は、抜けてるページがあるので読み放題サービスでは満たせません。
ただし、これは楽天マガジンに限ったことではなく、dマガジンをはじめ雑誌読み放題サービス全体に見られることです。
カットされるページは、紙の雑誌だけの特典、袋とじ、アダルト向けの内容などが中心。
楽天マガジンを使うなら、読めないページがあることも覚えておきましょう。
【総評】メリットは安さだけ。楽天マガジンよりもdマガジンのほうが良い
楽天マガジンのメリットは価格の安さと操作のシンプル、この2点です。
それ以外のポイントを比較すると、dマガジンのほうが優れています。
楽天マガジンとdマガジンの価格差はわず50円なので、これくらいの差ならdマガジンをおすすめします。
■ dマガジン

楽天マガジンの申込の流れ
楽天マガジンの申込はスマホやパソコンから行います。
ここではパソコン画面で説明しますが、流れは同じです。まずは楽天マガジンの公式サイトに行きます。
■ 楽天マガジン
なお、ここではすでに楽天の会員登録が済んでいる前提で説明を行います。楽天会員に未登録の人は、別途情報入力が必要です。
年額プランなら960円お得になる
まず料金プランを選択しましょう。月額プランor年額プランの好きなほうをチェックします。12ヶ月分をまとめて払うと960円お得になるので、長期で使う人は年額プランがおすすめです。
楽天ポイントでの支払いも可能
楽天マガジンを使うことで楽天ポイントを貯めることができますが、料金の支払いにもポイントを使うことができます。
支払いにポイントを設定しておけば、今後の支払いをポイントで済ませることも可能です。楽天ポイントを貯めている人には嬉しいですね。
解約は自分で!自動課金がスタートする日時に注意
最初は無料お試し期間で使うことになりますが、お試し期間を過ぎてしまうと自動で本契約となり、自動で課金がスタートしてしまいます。
とりあえずお試しで使いたいという人は、自動課金がスタートする日時をしっかり把握しておきましょう。
そのまま会員登録が完了すると、完了画面が表示されます。そのままパソコンから雑誌を読むこともできますし、アプリをインストールしてスマホやタブレットで雑誌を読みましょう。
楽天マガジンの解約方法はカンタンなので安心
この手の課金サービスのなかには、解約がやたら複雑なものもありますよね。でも楽天マガジンの解約はいたってシンプルでわかりやすいです。
Q.解約はどうすればできますか?
A.楽天マガジン公式ホームページの『ご契約内容の確認・変更』から解約手続きいただけます。
- ■手順
- 1.楽天マガジン公式ホームページを開く
- 2.画面右上のメニュー([ログアウト]右隣にある3点リーダー)をクリック
- 3.[ご契約内容の確認・変更]をクリック
- 4.画面下部にある[解約ページへ]をクリック
このように解約までの流れを細かく説明してあるところに好感が持てます。
無料お試し期間中はいつでも解約できるので、試しに楽天マガジンを使ってみるといいかもしれません。