正しい読書法はどっち?「1冊の本を繰り返し何度も読む」or「新しい本に挑戦する」

繰り返し読むか一回だけにするか 読書

こんにちは、アユムです。

本がズラーーーーーーっと並ぶ本屋に行くと、思うことがあります。

「ああ、これだけ本があるのに、全部読むことはできないんだよな。自分が一生のうちに読める本はごくわずかなんだな」と。

本に限らず、TSUTAYAでレンタル映画を見ているときも同じことを思います。

「こんなにたくさんある映画も、ごく一部しか観ることはできないんだよなぁ」と。

人生の限られた時間内で出会える作品というのは限られています。

しかし、「本は1冊を何度も繰り返し読むのが良い」という意見があるので、結局どうすればいいのか迷ってしまいますよね。

繰り返し本を読むのと、新しい本に挑戦するのはどちらが良いのでしょうか?

【結論】本を読む目的によって、読み方は使い分けるべき

【失敗しない本選びのコツ】初心者の本選びは6つの軸で考えるのがオススメ

最初に結論からいうと、本を読む目的によって読み方(繰り返し読む or 新しい本を読む)を変えるべきです。

  • 「読みたい本がたくさんあるけど、この本の内容がまだ身についてない…」
  • 「本屋で本を買うの最高!でも全然知識は身についてないんだよな」

この葛藤は、読書の目的をハッキリさせることですぐに解決します。

基礎知識の習得や勉強が目的なら「1冊を繰り返し読む」

たとえば歴史の基礎知識を知るために読書をするとします(学問であればジャンルは問いません)。

この場合、自分が信頼できる(あるいはレビューで評価の高い)本を繰り返し何度も読んだほうが効果的です。

なぜなら、基礎知識というのは、どの本でも基本的に同じことが書いてあるからです。

もちろん、著者によって多少は主張がちがうことがありますが、歴史という普遍的な事実は変わりようがありません。

ですから、基礎となる土台を自分に定着させるためには、1冊の本を何度も周回したほうが記憶に残りやすくなります。

これは英語学習や資格の勉強でも同じことが言えます。英語を身につけるために手当たり次第いろんな本に手を出す人がいます(過去の僕がそうです…)が、これではなかなか身につかない。

「コレだ!」という1冊を決めて、ボロボロになるまで読み込んだほうが効果は高いです。

「いろんな本で英語を勉強する」or 「同じ本を何度も繰り返す」【どっちが効果アリ?】
英語の本は「1冊を繰り返して何周もすべき」なのか、あるいは「いろんな本を読んでみるべき」なのか。英語学習で効果があるのはどっちなのか?僕の経験をもとに考察してみました。

小説や趣味の本であれば、新しい本を何冊も読むべき

一方で、小説などの文芸書や、実用書などの趣味に関する本は「娯楽」として考えるのであれば色んな本を読むべきです。

休日のたびに、毎回近所のイオンに行くのはつまらないですよね。いろんなお出かけスポットに行きたいと思うはずです。

娯楽のための読書もこれと同じで、1冊の本を何度も読むより、いろんな本に挑戦して自分に刺激を与え続けたほうが確実に人生が楽しくなります。

もちろん、1回読んだ小説を読み返してみると、新しい感想を持てたりするので楽しい部分はあります。

でも、小説はよほど気に入らない限り読み返す必要はないですし、その気にもならないはず。

娯楽と割り切れる読書であれば、どんどんいろんな本に挑戦しましょう。

【うさんくさい速読とは決別】今度こそ本が速く読める!おすすめの速読本
「速読はうさんくさい」と思っている人に読んで欲しい、これまでの速読術とは明らかに違う本の読み方が書かれた1冊をご紹介。本を速く読みたい読書好きや、読書が苦手な初心者にもおすすめの本です。

読んだら忘れない読書を身につけるのが得策

【読んだ本を忘れない読書術】記憶に残り続ける本の読み方を試してみた

ここで1つ課題があります。

それは、「どんなに面白い本でも、時間が経てば忘れてしまう」ということ。

自分が気に入った本は繰り返し読んで血肉にしよう!という読書法もあります。読めば読むほど、あたらしい発見があるというやつですね。

もちろん、繰り返し読むことで得られる効果は大きいでしょう。

しかし、繰り返し読むと「猛然と新しい本を読みまくるぜ!!」という読み方ができません。

ではどうすればいいのか。これはズバリ、1冊の読書時間を短く、かつ内容が記憶に残るようにすること。これに尽きます。

世の中には読書法について書かれた本がたくさん出版されています。わたしもそれなりに多くの読書法を模索してきました。

たとえば、以下の記事で紹介した読書術はかなり役に立ちます。

【読んだ本を忘れない読書術】記憶に残る本の読み方を試して感じた3つのポイント
「読んだら忘れない読書術」を読んだ感想をレビューします。読書を記憶に残りやすくするための方法がわかりやすく書かれています。読書を記憶に定着する方法を知るのにおすすめの1冊です。

ある一定の効果は得られたと思います。でも、ずっと記憶に残ってて自在に活かせるかといえばそんなことはない。

つまり、いくら効果的な読書方法を実践したとしても、その効果には限界があるというのが僕の見解です。

僕は、「読書というのは1冊につき1つの気づきがあれば良い」という結論に達しました。

つまり、本の内容を細かく覚える必要はない、というか無理がある。だから1冊の中から自分の役に立ったことを1つだけ覚えておけば良いということです。

これさえできていれば、その知見と本を結びつけることは容易なので、検索性もバッチリです(これはつまり、この知見はどの本に載っているか?がわかる状態)。

繰り返し読むメリットと、あたらしい本を読み始めるメリット。

それぞれ良し悪しがありますが、結局のところ「1回の読書で何か学びを得られればOK」という態度のほうが、読書が長続きしやすいのかもしれません。

読書 読書術
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Ayumu Yuasa

ライター。書店と出版社での仕事を経験後、本と英語のWebマガジン「コトビー」を運営。2017年より株式会社ミシェルベース代表取締役。1988年、千葉県生まれ。読書量は年間200冊ほど。ビジネス書が好きです。

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