洋書でよく見かける Preface、Foreword、Acknowledgements、Author’s note の意味

洋書でよく見かける Preface、Foreword、Acknowledgement、Author's note の意味 洋書の読み方

こんにちは、アユムです。

洋書を読んでいると、本編に入る前の最初のほうのページや最後のほうのページに、本編とは別のセクションが設けられていることがあります。

具体的には、

  • Table of Contents
  • Preface
  • Foreword
  • Acknowledgements
  • Author’s note
  • Introduction

といったセクションです。

洋書を読み始めようと思ったのに何が書いてあるのかよくわからず、本編に入るまえにイヤになって挫折してしまう人も少なくありません。

というわけで、洋書の最初および最後のページ書かれているこれらの用語の意味を説明していきたいと思います。

Preface と Foreword は「まえがき」を意味する

まずは多くの洋書で最初に書かれている Preface と Foreword について。

これはどちらも「まえがき、序文」を意味します。

まえがきというのは、その本の内容についてざっくりと説明するページです。これは日本語で書かれた本でも同じですね。

小説でまえがきが書かれることは少ないですが、ビジネス書などでは頻繁に(というか、ほぼ確実に)見かけます。

Preface と Forewordのちがい

Preface と Foreword はどちらもまえがきなんですが、厳密には違いがあります。

  • Preface … 著者が書いたまえがき
  • Foreword … 著者以外が書いたまえがき

つまり、Forewordというのは著者でない他の誰かが書いたまえがきを意味します。

たとえば、その分野で有名な人物だったり、著者と親しい人などです。

和書のまえがきは、ほぼ100%著者本人が書きます。著者以外の人がその本について述べるときは、基本的に「あとがき」が利用されますね(著者以外の人がまえがきを書いている和書は圧倒的に少ないと思う)。

比較してみると、洋書と和書のちがいがハッキリして面白いなぁと思います。

ちなみに、Table of Contents というのは「目次」を意味します。

Acknowledgementsは「謝辞」を意味する

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次に Acknowledgements です。これは「謝辞」を意味していて、著者本人の家族や友人、仕事仲間など、その本に関わった人に対するお礼の言葉が書かれています。

「まずは愛する妻、娘、そしてこの本の出版を提案してくれた編集者に感謝します」的なやつです。

本編とは関係ないので、ぶっちゃけ読む必要は一切ありません(笑)

ただ、その本や著者に対して思い入れがあったり、ファンだったりする場合には、著者がどんな境遇でその本を書いたのが垣間見れるので意外と面白かったりもします。

特に、ユーモアのある著者だと謝辞の部分でクスッと笑える文章があったりするので、ちゃんと読んでみるのもオススメです。

ちなみに、Acknowledgements が最初の数ページに来る本もあれば、本の最後のほうに書かれている場合もあります。

Author’s noteは著者のあとがき

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Author’s noteというのは、著者のあとがきを意味しています(前半ページに書かれることもある)。

著者がその本を通して読者にどんなことを感じて欲しいか、どんな思いで本を書いたのかなどを記すページとなります。

Author’s noteも小説で書かれることは少なく、ビジネス書などでよく見かけます。

こちらも本編とは関係のない箇所なので、読み飛ばしても内容は理解できます。

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Introductionは本編の導入部

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Introduction とは、その名のとおり「導入部」を意味します。つまり、すでに本編の助走に入っているといっていいでしょう。

僕が洋書を読むときは、必ず Introduction を読むようにしています。Introduction を読むことで、自分と著者との相性をチェックしたり、洋書の難易度を図ることができるからです。

Introductionの時点で難解な英単語がズラズラ並んでいるようなら、先を読み進めることなくソッと本を閉じます。そうすれば、本選びに余計な時間を使わなくて済むからです。

Introductionにダマサれることも多々ある

洋書を選ぶときに、僕は Introduction を重要な指標にしています。

しかし、Introduction を鵜呑みにして失敗したことも少なくありません。

なぜなら、Introduction を読んで「英単語も簡単そうだし、文法もわかりやすそうだな」と思って買ったものの、先に読み進めるうちにどんどん難しくなっていき「おいおい、話が違うじゃないか…」と挫折することがあるからです。

ですから、Introduction を読んで買う洋書を決めることは一長一短です。時間短縮というメリットもあれば、読めない本を買ってしまうというデメリットもあります。

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洋書を1ページ目からきっちり読むのをやめるべき理由

本を早く読む

洋書というか、英語で書かれた文章ってなんかありがたい気がしてしまって、一字一句、1ページ目から全部読もうとしてしまうんですよね。僕も最初はそうでした。

でも、それをやってると「本編とは関係ない話」や「つまらない謝辞」に時間と体力を使うことになるので、洋書に挫折しやすくなると思います。

なので、日本語で書かれた本(和書)と同じように、自分が読みたい(読める)ページを気軽に読み進めるほうが絶対に良いです。読み飛ばす勇気も大事。

そのためにも、ここで紹介した Preface や Acknowledgements などの意味を知っておきましょう。

そうすれば「ここは読み飛ばしてOKだな」という判断がしやすくなります。


洋書の読み方
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Ayumu Yuasa

ライター。書店と出版社での仕事を経験後、本と英語のWebマガジン「コトビー」を運営。2017年より株式会社ミシェルベース代表取締役。1988年、千葉県生まれ。読書量は年間200冊ほど。ビジネス書が好きです。

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